手のひら返し　その（２）

続きです。

Ｋ氏の態度が豹変したのは
昨年春のタイヤ交換案内の通話以降です。

私は2024年度の3月車検前に廃車予定なので
冬タイヤのまま夏も過ごします。と返事。

これ以降ピタリとイベントやキャンペーン案内が来なくなりました。

（当たり前ですよね。営業マンにとって利益の見込めない客は切り捨てでしょう）

しかし店舗と自宅が近かったので
通りかかるたびにイベント開催、来店プレゼントの掲示を目にして
複雑な心境でした。

（自分なら最後の最後まで案内状送るけど。）
なぜかって？

もしかして客は気が変わって車を継続するかもしれない。

それに最後まで好印象を持たせると他の客を紹介してくれるかもしれない。

だがＫ氏は本質ドライなのでしょう。
その後も廃車に関する書類、手続きに関しての問合わせしても
明らかにぶっきら棒な口調。

こういう人間だから先月半ば、しばらくぶりに顔合わせて
最後の廃車手続きのあとでも
「ではこれで」がおしまいの言葉。

「今まで長いことありがとうございました」
なんて常識的な挨拶は一言もありません。

彼の人間性を疑うばかり。
余りにも感じが悪いので私もそそくさとその場を去りました。
でもこれで終わりではなかった。

その10日後、Ｋ氏から電話。
「先日の書類に記入漏れがあったのですが」

それは車の買い取り費用（1万円ほど）の銀行振込先の
支店名が抜けていたのです。

その書類はＫ氏が
「ここ、そこ、さらにこの部分に記入」
「この部分に押印」と
彼の細かい指示通りにしただけです。

その不備をあたかも私の落ち度かのような
投げやりな雰囲気で連絡してきました。

もうもう頭に血が昇り
「何だ！アンタのその態度は！上司を出せ！！（思い知らせてやるわ！）」

こう怒鳴りつけるところでしたが・・・

ブレーキ掛けましたよ。

月末には口座に買い取り金が入金されていたし。
しかしまだ油断できません。
今度何かあったら本当に上司に言いつけてやります。
（例えば次年度の自動車納税が発生しないように念押ししているはず）


以上、お目汚しの愚痴ばかり述べたが吐き出してスッキリです。（終）