うだうだ雑記　「サンセット大通り」の流れで

ついに
「カリガリ博士」を見ました



借りたDVでは
冒頭に淀川長春が出てきて解説
ドイツ映画の傑作っと褒め上げるのだが
ストーリーまだ最後まで言おうとしている


しかし
淀川が興奮して解説するのも
納得の作品

もう
美術がすごい！
家が傾いていて
ドアもナナッている

もうダリの絵の中を
自由自在に登場人物が動いているカンジだ

最後に
淀川はドイツ映画の美を壊したのは
ヒットラーと憤慨してました

それはどうだかわからないけど
大戦でドイツからアメリカに渡った
映画人たちもいたことは確かだったようだ

1910年代後半の作品
アメリカでは
「イントレランス」ができた頃
ものすごい豪華なシーンで始まるこの映画
ドイツとの方向性の違いが
まざまざと分からせられた