金曜ロードショウで見たとき
冒頭のプールに死体の浮かんだシーンと
最後にグロリア・スワンソンが
集まったマスコミたちに見せる
映画のワンシーンと思って
大女優を気取った顔が印象に残っていたが
改めて見てみると
ビリー・ワイルダーのすごさに圧倒された!
出演者の多彩さ
(それも監督まで本物が出演)
グロリアと因縁のあったシュトロハイムが執事役
DVD特典には
俳優たち同士のかかわり方や
彼らが役と同様な境遇であったとがわかり
さらに作品のすごみがました。
無声映画からトーキーに移り
生き残った役者はほとんどいなかったらしい
映画でも叫んでいたけど
「声」
無声であったころ想像していた声とは
顔はかわいいのに。。。
時代に置いて行かれたのは役者だけではなく
監督もそうだったらしい
シュトロハイムもそうだったのか?
ビリー・ワイルダーといえば
私には軽妙なラブコメディー監督という認識だったけど
彼の筋の通った批判精神に感服しました
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