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2024年03月29日02:29

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平安期の源俊賢と言う生き方とスズ子は羽鳥先生と引退公演に

大河に源俊賢と言う人物が出てくる、藤原道長のもう一人の妻の明子の兄で安和の変で大宰府に左遷された高明の息子だが、なかなか面白いというか上手な生き方をした人になる。

天徳4年(960年)生まれで一条朝の四納言とも言われた人で父の左遷で大宰府に行ったが許され平安京に戻り大学寮でも学んでいる。

権力が移り変わっても、どちらかに肩入れすることなく、バランスよくサーフィンの様に人生を波乗りの様にの人だった。

円融朝の975年に従五位下に叙爵し、977年に侍従に任官すると、その後は順調に昇進しても藤原道隆が人事の相談を出来る、仕事において源俊賢を信頼していた人らしく次の蔵人頭は誰がいいのかと源俊賢に尋ねたら、「自分が向いてます」と自己推薦した人になる。

源俊賢は藤原道隆に恩義があったため、中関白家に対し好意的に接し藤原道長には自身の妹の源明子が嫁いでいるため、仕事面において協力的な対応をし、どちらか一方に偏るようなことはなかった。

藤原道長に対し内覧宣旨が発せられた際、源俊賢は藤原道隆の息子であり、恩人の子どもになる藤原伊周に同情していたらしく蔵人頭だった源俊賢は眠ったふりをし、宣旨を聞いていなかったふりをしていると「古事談」に記載されている。

「小右記」に定子の在所であった二条北宮が焼失した際に、源頼定と同車し大急ぎで駆け付けたともある。

同時に藤原公任、同斉信、同行成と並んで一条朝の四納言と呼ばれ、藤原道長の摂関政治を支える能吏として知られるから処世術にも長けていた人でもあるのだろう。

政の座は藤原道長に遷っても俊賢は中関白家との繋がりを保ちながらも、妹・源明子の夫で義兄弟にも当たる道長への協力も怠らないという平衡感覚の良さを発揮している。

長徳元年(995年)参議に昇進するに際し、後任の蔵人頭の人選について一条天皇の諮問を受け、藤原行成を推挙している。行成は俊賢より13歳年下だが、二人は後々まで相許した親友で、俊賢は行成の子・良経の加冠役を勤め、嫡子・顕基の後室に行成女を迎える。

長徳3年(997年)従四位上、長保2年(1000年)正四位下、長保3年(1001年)従三位、長保5年(1003年)には上位3名(藤原懐平・菅原輔正・藤原忠輔)を越えて正三位と順調に昇進する。長保4年(1002年)より中宮・彰子の中宮権大夫(のち大夫)を務め、彰子が皇太后・太皇太后へと進むに従い転任し、20余年の間に亘って宮大夫に在職し寛弘元年(1004年)藤原有国を越えて権中納言、寛弘5年(1008年)藤原時光を越えて従二位に叙任され、寛弘7年(1010年)には上位3名(藤原公任・藤原隆家・藤原行成)を越えて極位である正二位になった。

父親(源高明)が政変で失脚させられながらも、時の執政(藤原兼家・道隆・道長)と親密な関係を築き、藤原氏全盛期に源氏出身ながら権大納言まで昇り道長に追随し藤原実資にはその癒着ぶりを「貪欲、謀略その聞こえ高き人」と非難されるが明敏な学識を持って、常に最高権力者に密着できた人だった。

今朝もブギウギを

スズ子に茨田りつ子(淡谷先生)が合い、羽鳥と会ってきちんと話をするべきだと言う。実際にどうだったかはわからないが淡谷先生がそう思い、人づてにでも聞こえた可能性はある、筋を通す人だからだ

羽鳥家では、羽鳥夫人が羽鳥先生に似たことを言いスズ子と会って話をして、今までの感謝を直接伝えろと、スズ子は、茨田りつ子に言われたとおり、羽鳥に会うため彼の家に向かうべく自宅を出ようとしたら玄関に羽鳥先生が来ていた。

ブギがスズ子のものになっていくことに対していつしか嫉妬をしていた、羽鳥善一を作ったのは紛れもなく君だと言う、これは違うと思う、淡谷先生にブルース、笠置シズ子にブギで日本にジャズを持ってきたかった人だろうと思う。

スズ子は先生の曲だけを歌ってきた、自分を一番輝かせてくれるのは先生だと、先生とワテは人形使いと人形だと、それがよろしいのだと、最後まで先生の人形でありたかったとスズ子は話し、テーマソングの不気味な人形の意味がわかったというか回収できた。

羽鳥先生に、スズ子は「ワテはいつまでも先生の最高の人形でおりたかったんです」と語るが実質の服部良一先生は個性に合わせ歌を作っていた人ではなかったかと思う。ジャズの悲しい曲想を声楽の淡谷先生に、跳ねる様な、はじけたものを笠置シズ子にではなかったかと思う。

最後に感謝を込めて客を集め引退公演を提案する羽鳥先生、ラストがコンサートか

日記はもうとじよう
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