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2024年05月15日02:11

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自己憐憫の心から脱却する方法があります

太宰治などの小説は読んで考えさせられますが救いを感じません。そこに苦悩はあっても立ち上がろうとかの心が見えないからです。日本の小説に多いパターンですが可哀想な自分に自己陶酔が見えて、優越感を感じる人は競争心が強いか自分が苦しくてもまだ苦しい人がと考えれる人です。共感してしまうのは可哀想な自分に同情して欲しい人が多い様です。でも人間は案外、自分の事で精一杯で人を助ける余裕がなかったりします。朝ドラで共感できるのは大変な状況からでも立ち上がっていく主人公に多いきがします。

「自分を可哀想だと思う、自分を憐れだと思う」人を自己憐憫の強い心理の持ち主と定義出来ます。可哀想な自分に酔う人で非常に利己的な性格の持ち主です。自己憐憫に溺れるような人は、自分の痛みは想像できても、相手が同等の痛みを感じたり、その痛みによって何を思うのかがさっぱり判らないという特徴があります。

自己憐憫に溺れる人は、実は本当に自分のことが大事で、自分が大好きな人間です。周囲からどう見られるかばかり気にして、外見ばかりにとらわれ中身を磨く暇もなく、また外部に見えていないものにはあまり関心がないので、いつまで経っても、からっぽのままの人間で成長しない特徴があります。

自己中心的で、自分の世界しか見えないため時や場所を選ばずに自分を憐れむ感情を表に出していきます。自己憐憫に溺れる人には、どんな慰めの言葉も無駄です。自分の世界観ができあがっているために、他者の世界観による思考は受け入れないからです。

自己憐憫は、ナルシストと通じ、人の目を意識して、人に良く思われたい心理があります。判断基準が間違ったままの人は、結局、自分だけの基準が正しいと思い込んだままになります。

自分が間違っているという視点に立てない自己憐憫に溺れている人は、変わるということがありません。そうなると、やがて外へ向けての感情の排出ができなくなり自分自身の内在世界にこもっていくしかなくなります。

どんどん引きこもってしまい、世間や社会を恨んで生きていくしかなくなる心理ですが解決するには、自分自身が自己憐憫に溺れている人間であると素直に認め、そこから考えを解放するのが解決になります。

これを生活の参考にしていただければ幸いです
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