世の中には【嘘】が溢れているわけですが、嘘には三種類あるそうですね。
それは【嘘】【大嘘】、そして【統計】だそうですね。
統計という数字で見せられると、人は真偽の詮索はあまりせずに、
盲目的に信じ込んでしまうという事なんでしょうね。
そういった典型的な例というのが『血液型による性格診断』かもしれませんね。
科学的には、血液型と性格に関係があるとはされておらず、
現時点で知られている血液型性格分類はいずれも正しいとは認められていないわけですね。
血液型性格分類が広まっているのは、
日本とその影響を受けた韓国、台湾といった一部地域だけであり、
それ以外の地域では性格と血液型を関係づける習慣がないため、
日本の血液型性格分類は奇妙に思われているようですね。
海外ではそもそも血液型への関心自体が薄く、
自分の血液型を覚えていない人も多いそうですね。
とは言うものの、日本では血液型信仰的な部分も根強くあり、
会社の採用人事や配属部署を決める際にも、血液型を参考にするなんてところもあったりします。
一般的なイメージとしては、真面目で几帳面なA型、熱しやすく冷めやすいB型、
親分肌で仕切りたがりのO型、行動が読めない超マイペースのAB型といった感じでしょうが、
そういった性格から血液型を予想するなんて事もありましてね。
やたら、こだわりの強い性格の方なんてのがいらっしゃいましてね。
「俺はね、お米は絶対にコシヒカリしか食べないからね」
こういう方の血液型は何だろうと調べてみたら、
【新潟】だったらしいですけどね。
様々なシチュエーションにおいて、血液型による行動の違いなんてのがありましてね。
例えばコンビニで買い物をする場合、一緒にレンジで温められた、
お弁当の中のポテトサラダに不快感を覚えているのがA型で、
夏に肉まん、冬にアイスクリームを求めるのがB型、
店員に笑顔を送ったのを無視され、平静を装うものの、間違いなく傷ついているのがO型で、
とにかくバナナを探してるのがAB型だそうですね。
飲み会なんかでも、血液型によって行動が違いますよ。
鍋のアク取りに命をかける【アク代官】になっているのがA型で、
常に席を移動し、最後は部屋の隅っこで誰かと熱く語り合って泣いているのがB型、
みんなの弱みを収集する事が飲み会の楽しみ方だと思ってるのがO型で、
飲み会がある事を忘れているのがAB型だそうですね。
旅行でホテルや旅館に泊まった時の違いというのもありましてね。
非常口のありかや施設内の見取り図を完全に覚えているのがA型で、
サービスのお煎餅にテンションが上がり、お茶をひっくり返すのがB型、
表面上は穏やかでも混浴への期待がマックスになっているのがO型で、
AB型は、自宅で飼っているインコの餌の残量が気になって仕方がないそうですね。
絶対というわけではありませんが、
やはり血液型による性格の違いというのは、あるのかもしれませんね。
微笑亭さん太
ログインしてコメントを確認・投稿する