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2024年03月27日12:49

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格闘ゲームの暦

 鷹嶺ルイさんのチャンネルで「今夜は語りあいたい」という企画番組があった。今回のテーマは「格闘ゲーム」。そこで各人の語る格闘ゲーム暦が面白かったので私も自分語りをしたいと思う。日記だから全部自分語りなんだけど。これが正しい日記の使い方や!

 一番最古は……「イー・アル・カンフー」なのかな? 次点で「ケルナグール」あたり? ただし、このへんは「友達が持ってきたソフト」だとか「友達に借りたソフト」という感じでそこまでやりこめた記憶がない。昔のゲームというやつは取扱説明書熟読が必須なものが多く、加えて友達は取扱説明書なんて持ってこないので、わけのわからないまま「もうわかんないなぁ」で終わる事が多いわけだ。今の例でいえば「ケルナグール」がそれに相当する。「イー・アル・カンフー」はただ単純に難しいだけのわりと単調なゲームなので……。

 ただし、この「イー・アル・カンフー」と「ケルナグール」が果たして「現在でいう所の格闘ゲーム」と言えるのかというと疑問だ。今「格闘ゲーム」の定義を考えると……

・複数のプレイ可能なキャラクターがいる
・各キャラクターで対戦プレイが出来る

このへんの要素は必須項目じゃないだろうか? だとすれば「イー・アル・カンフー」は格闘するゲームではあるものの、プレイ可能なキャラクターは主人公だけだし対戦が出来ない。「ケルナグール」も格闘するゲームではあるものの、ゲーム内容的には世界を巡り技を集めて強くなるRPGといったほうがいい内容である。成長させたキャラクターのパスワードを入力して再現し対戦することは出来たが、対戦のたびにパスワード入力はあまりお手軽ではないしキャラクターの見た目もほぼ変わらず、対戦ゲームとして利便性に欠けた。

というわけで、結局のところ「今の格闘ゲーム」とほぼ同義の格闘ゲームはやっぱり「ストリートファイターII」ということになると思う。

ちなみに「スト1は?」と思う所であるが、「スト1」(一応正式にはただの”ストリートファイター”です)は感圧ボタンを採用した弱中強攻撃の使い分けという操作方法を採用していたため、ゲーセンでの立ち位置はさながら体感ゲームといったような状態だった。感圧ボタン……つまり「ボタンを押す強さによって攻撃力が変化する」ので、ゲーセンで怖いにーちゃん達が、筐体を叩き壊すつもりなのかという勢いでドッカンドッカン殴りつけていたのである。そこに「弱、強の使い分け」なんていう思慮は無く、とにかくつえー攻撃で敵を殴るのが「ストリートファイター」だった。一応対戦は出来たが、選べるのはリュウとケンのみ。今では性能に違いのある両者だが、当時は色違い(一応ちょっとグラフィックも違うが)なだけの同じキャラクターだった。

 前置きが長くなったがとにかく「ストII」。ここから……

・ストリートファイターII(SFC)
・ストリートファイターII’(PCE)
・ストリートファイターIIターボ(SFC)(ダッシュターボだったか?)
・スーパーストリートファイターII(SFC)
・フラッシュハイダース(PCE)
・龍虎の拳(PCE)
・餓狼伝説SPECIAL(PCE)
・餓狼伝説SPECIAL(NG)
・サムライスピリッツ(NG)
・真サムライスピリッツ(NG)
・龍虎の拳(NG)
・龍虎の拳2(NG)
・ワールドヒーローズ2(NG)
・KOF94(NG) ←THE KING OF FIGHTERS '94
・ヴァンパイアセイヴァー(SS)
・KOF95(NG)
・餓狼伝説3(NG)
・カブキ一刀涼談(PCE)
・KOF96(NG)
・KOF97(NG)
・KOF98(NG)
・KOF99(NG)

あとは時系列よくわからんので……

・バーチャファイター
・バーチャファイター2
・ファイティングバイパーズ
・ファイターズメガミックス
・鉄拳
・鉄拳2
・トバルNo1
・トバル2
・X-MEN
・MARVEL SUPER HEROES
・X-MEN VS STREET FIGHTER
・MARVEL SUPER HEROES VS STREET FIGHTER
・ストリートファイターZERO
・ストリートファイターZERO2
・ストリートファイターZERO3

 「KOF2000」と「KOF2001」は人に借りてちょっとやったくらい。「ストリートファイター3」は家庭用に移植されなかった……いや、されたけどドリームキャストとかそのへんだったはずで、そのあたりからゲーム機を買っていないのでゲーセンで少しプレイしたくらい。リュウで下段ブロッキングから真昇竜拳を決めたのが私のピークである。

※真昇竜拳はコマンドの都合上、途中で下段ブロッキングが可能な所がある。私が真昇竜拳をやろうとした所に相手がうまいこと下段攻撃を出してきたため、下段ブロッキング→真昇竜拳になった、というだけなのだが、めちゃくちゃかっこよくて気持ちよかったのだ。

 はてさて、そこからなぜ私が格闘ゲームから離れてしまったのか……? 結局の所は「新作がバンバカ出まくるから」というのが私の理由。新しく出たら、新しいキャラの新しい技、新しいコマンド、新しい敵、新しい戦い方、新しい間合い……まぁとにかく新しくなったら全部新しくなるんで、それを覚えるのがとにかく大変なのだ。特に「サムライスピリッツ」は「え? もう新作出るの?」とずっと思ってた。よくよく調べたら「ざんくろうむそうけん」の翌年に「天草降臨」らしいので、リリースペースとしては「KOFシリーズ」と大して変わらんのだが……なんていうかグラフィックがイマイチでなぁ。

一番やばかったのは真サムからそのちょい後くらいまでだったと思うが、

「とにかくクソ難しいコマンドを入力させられる」

っていうのが格闘ゲームでよくあった。餓狼伝説の超必殺技とか、鉄拳の10連コンボとか。覇王丸のてんはふうじんざん(漢字わかんね)なんかは

左下→右下→左→左下→下→右下→右→左下→右+攻撃ボタン

っていう感じで……まぁヨガフレイム3回だと思えば……いや、やっぱ長いよな。ブラッディフラッシュより1つキー操作多いよな。

鉄拳の10連コンボは4つある攻撃ボタンを10回連続でタイミングよく押し続ける……打撃系なら 左拳→右拳→右足→左足→…… って感じでまだいいが……いや、それでも全キャラ覚えるのは不可能だが、タイガーマスクキャラとムエタイキャラの投げ10連コンボってのがとにかくクソ大変で……

掴む→(左足→右足)→(左手+右手→左手+右手)→(左手+右手+左足)→

みたいな操作が10連続でずっと続く上にコマンドが成立するタイミングが全部違ってクソシビアっていう……タイガーマスクの10連投げは一度成功したところで満足してやめた記憶がある。

 そんな過程を経てきたので、おそらく同年代の方々は格闘ゲームを見ても……

「いいねぇ。でも色々覚えるのが大変だからなぁ……」

って思ってるのが大半なんじゃないかな。というか私がそうだ。

 でも最近のゲームはコマンドなんかほぼ波動拳だったりするから楽そうだよね。あと個人的にレバーレスってやつには興味ある。なぜかわからんけどレバーだと右への昇竜拳が苦手なんだよな。左への昇竜拳はめっちゃ出しやすい。

 ちなみに一応「バーチャファイター」もやった私であるが、「ボタンでガード」というシステムになじめず、そこまでしっかりハマれなかった。異常な技の多さや「肘や膝は中段です」みたいな中段判定の不可解さなども相まってとにかく難しいゲームという印象。制作者の話で「初心者がガチャプレイでも遊べるゲームを目指した」という話を見て驚いたものだ。

いや、まぁ確かに適当にガチャガチャやってたらなんかの技が出るってことは、色んな操作で技が出るようにしておく→技が増える ってことなんやなぁというのは理解は出来る。でもさぁ〜技表がさぁ〜
(P:パンチ、K:キック)
PP
PPP
PPKP
PPP→+P
PPP↓+P
KK
PKP
PKK

みたいなのがズラズラ〜〜っと並ぶともう覚えようという気が失せるよな。実際にはこん中から使える技だけ覚えればええんやろうけど……辛いよな。

さらにここから3Dだからさぁ

・右足が前に出ている時にしか出せない技
・左足が前に出ている時にしか出せない技

とかがあって、この前に出ている足を変えるためだけのコマンドがあったり、PPPKをやったあとは右足が前になりますとかまで覚えるのは……つらすぎねぇか? 私にはちょっと無理っす。

まぁずっとやってれば「このコンボやり終わったらそりゃ右足が前になるよな……」とか体感でわかるんだろうが……いややっぱり大変だよ。

 2D格闘ゲームなぁ。私も一度作ってみたいワァ。
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