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2024年03月26日16:16

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生理痛のときの鎮痛剤の飲み方

子宮の筋肉が充血すると痛みのもとになる「痛み物質」が分泌され、
血中に入って体内を回り、痛み物質に弱い神経が反応する。

だから、生理痛が「頭痛」だけ、ってこともあり得る。
なにせ血液は体中に流れるので。

そして生理のために子宮が充血し始めるのは生理の1週間前。
ここから生理の3日目までどんどん充血はひどくなる。
3日目すぎる充血が治りはじめるが、
完全に充血がとれるのは生理の出血が止まったとき。

つまり、生理1週間前から痛み物資が出始める。
生理2,3日前に急に増えて、生理1から3日目が最大量。
だから痛み物質に反応しやすい神経の人は1週間前から痛い。
生理2日前くらいから症状が軽く出る人はけっこう多い。

ここからが大事!
傷み物質はいったん出てしまうと、分解がすごく遅い。
鎮痛剤は子宮から痛み物質が出るのを止める力がとても強く、
出てしまった痛み物質を無力化する力はそれほど強くない。
つまり、子宮から痛み物質をなるべく出さないように薬を飲むべきなのだ!

具体的に言うと
1)軽く症状が出たらなるべく早く1回目を飲む。
2)痛み物質は胃腸の働きを阻害するので鎮痛剤が切れる8時間ごとでなく、6時間ごとに内服する。(消化吸収に2時間かかるので)
3)生理の3日目寝てしまうまでは6時間ごと内服。
4)4日目以後は「痛くなったら」飲めば効果ある。痛み物質減少するから。
このやりかたをしても効果ない場合にはピルを併用する。
ピルは子宮の充血を少なくするので、痛み物質の量が減り、鎮痛剤がききやすくなる。
人によっては全く鎮痛剤不要になるが、ピルは鎮痛剤ではないので
痛いと思ったら鎮痛剤を使う。効果が早くでるし少ない量できく。

「鎮痛剤が効果ない」のは以下の2つの場合
1)上記した飲み方をしているのに6時間効果がない、5時間くらいで痛くなる。
2)飲めば痛みは軽くなるが、もとの痛みの半分以下にならない
上記1)2)の場合にピルを併用する。

日本で売られている「生理痛用ピル」は数種ある。
人によって合う、合わないがあるので、
とあるピルが合わなくても次を試す。全種類効果なかった患者はこれまでにいない。


女性の約6割が経験。生理の「我慢できないほどの痛み」はピル服用で変わる?
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=60&from=diary&id=7801230
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