東海道によみがえった寿司電車

■東海道新幹線で「走る寿司屋」　グリーン車貸切、板前同乗でコース料理
(TRAICY - 03月24日 20:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=157&from=diary&id=7799420

昔、東海道新幹線の開業前に、東海道線の急行「なにわ」のビュッフェ車（軽食堂車）に「寿司コーナー」というのがあったのだ。
握りセットの他、お好みでも握ってもらえ、「大阪寿司」（押し寿司）のメニューもあったという。
ビュッフェ車はグリーン車（当時は1等車）を挟む形で2両連結され、普通車（2等車）の客が1等車の中を通り抜けない様にする配慮もされていた。それだけ当時のグリーン車には恪があったのだ。
だが、職人の確保が難しい、ということから、東海道以外の線区のビュッフェ車では「そばコーナー」に変えられ、「走る立ち食いそば屋」になった。
新幹線開業を機に、東海道線の急行は名古屋で分断、ビュッフェ車も外されてしまった。
東北線、中央線、信越線、北陸線、九州の急行電車のビュッフェ車もまた、利用率の低下や特急の食堂車に要員を回すため廃止されてしまった。（やがて急行そのものがなくなった）
今回の東海道新幹線の「走る寿司屋」は、貸し切りの団体列車とはいえ、かつての東海道線の「寿司電車」の再来と言えるのではないだろうか。

（そうだ、今日は本当なら高槻に行きたかったな...）