ソフト/クワイエット

22年

アメリカ

監督：ベス・デ・アラウージョ

主演：ステファニー・エステス

93分

得点：７

ブラムハウス製作による、全編ワンカット撮影の衝撃作。
幼稚園に勤めるエミリーは、白人至上主義の女性グループを結成。
そんな中、彼女たちはアジア系の姉妹と揉め事を起こして・・・。

時折現れるワンカット一本勝負スリラー。
手法自体は今更新味もないし、クソッタレなレイシスト女どもがアジア系に対して目を覆いたくなるような蛮行に及ぶ様を淡々と描く救いようのない胸糞映画でした。
まあ、それでも現代アメリカ社会の暗部を垣間見ることは出来たかな。
有色人種のお金持ちが増えてるってこと。ビジネスチャンスを掴んだ異国人が増える一方で、貧困に喘ぐ白人がたくさんいる。
そんなの、アメリカに限ったことではないだろうし、だからってやっかみの人種差別が許されるハズもない。
本作はラスト以外はストレスの塊のような内容だったけど、だからこそラストが際立つし、ヒリヒリした空気感はワンカット撮影ならではなのかな、と。
もう二度は観たくない映画でしたけどねｗ