所詮「向こう側」だ

■水原一平元通訳　違法賭博疑惑でMLB「正式な調査を開始した」と発表
(TBS NEWS DIG - 03月23日 17:52)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7798327

まあ、俺は米大リーグを含む、所謂プロ野球には、大して関心ねー（理由は、誰が幾ら貰おうが、どんな成績挙げても、我等庶民の懐には、全く影響がねえのでな）のだけど、連日のこの元通訳の報道眺めて、幾つか思ったコトあんで、今宵の日記は、存念を少々と。

最初の第一報は、この水原さんが、「私が違法カジノでこさえた借金を、大谷さんに損失補填して貰った」だった。

で、第二報以降は、「大谷さんは、一切知らなかった。私はギャンブル依存症で、彼のカネを、横領だか窃盗して、博打に突っ込んで、７億近い借金をこさえちまった」って、主張だったと、手前は記憶してるよ。

・・・ま、どっちの報道も、かなり無理があんだよなあ。

第一報に関しては、「水原さんの７億の借金は、現実に、誰も支払って無いし、大谷さんと異なり、セレブに程遠い彼に、裏カジノにしても、そんなにテラ銭を回したりしない」のでな。

水原さんが、「いや俺のスポンサーは、大谷さんだから」と抜かしても、多分不可能だ。日本と異なり、ノン・リコース（保証人とかの人的担保を禁止してる）の米国では、絶対に有り得ねえ。

寧ろ、この発言では、「大谷さんが、水原さんの、博打のタネ銭を提供した」と、捉えかねねえよ。この場合、大谷さんには、「違法ギャンブルの、幇助行為」と為る。

で、第二報に関しては、「殆どＳＦに近い」んだよなあ。

水原さんは、大谷さんの専属通訳だった筈。

大谷さんの、資産を管理する立場には無い。

だから、当人が、金融機関に顔を出しても、銀行は、大谷さん以外の人に、現金を直接渡したり、送金許可とかは絶対にしない。

仮に彼が、大谷さんの口座番号やパスワードを、知り得る立場だったとしても、その前に、「幾重もの、認証システムが介在」する。

況してや、「あれだけの著名人」だ。成り済ましなんざ、到底不可能だしね。

まあ、状況証拠だけからの推測だけどさ、真相は、「大谷さんが、違法カジノにハマって、手前のカネ突っ込んだだけ」じゃねーかなあ。

米国のプロ野球界は、どんな判断基準か知らねえけど、現時点では「水原さんに、全責任負わせて、今は行方不明にしたい」のかもね。

球団側の思惑も有る。下手すっと、「MLBから追放されたら、1000億近い年俸を、ドブに捨てる結果に為る」のだからさ。

穿った見方をすればだが、「彼の電撃結婚も、意図的な作為が有ったのかも」ねえ。

そして、真相が判明して、大谷さんが、仮にMLBから追放されても、政治的な判断で、彼がその地位を、今後も確保出来たとしても、俺にはどっちでも構わない。

別に、誰か殺したとかじゃねーし、下手すっと、本人も「違法」って意識すら無かったかも知れん。今迄「野球しか知らない世界に生きて来た」んだろーしね。

ま、所詮は我等庶民とは、「違う雲上界の出来事のひとつに過ぎない」のだからよ。