今、New African Film Festをやってるので今週末は毎日映画4本。で、土曜日最終映画はナイジェリアのA Tribe Called Judah。いや〜、インド、アメリカに次ぐ映画大国ナイジェリア、Nollywoodとまで呼ばれる映画産業、お金かけてるしエンターテイニングなのはわかるんだけど、これってMinstrel Show?って思う感じの始まりだったわ。
Minstrel Showってのは昔アメリカで黒人をカリカチュアした大げさな描写で描いたボードビルの笑劇。
奇声を出したり歯をむき出してお尻フリフリのダンスしたり。これがアフリカの黒人の日常のマナリズムなの?それとも「ウケ」を狙ってやってる?ま、日本の若い女のキンキン声で「なんにもわかんなぁい〜」ってテレビで言ってバカぶるのも考えたらMinstrel Showだわな、ってとこもあるけど。これが1940年代のアメリカの映画から輸入された「笑いを取る黒人のマナリズムはこれ!」ってのがナイジェリアの映画産業に内生化されてるのなら、絶望するわよね。
ミンストレルで探すと一杯出てくるので、マトメはこれで?
いや〜、ナイジェリア、なんか日本がオリエンタリズムを内生化して「日本型教育」とか「日本型経営」とかやってるのと同じ感じで「世界で受ける黒人の行動様式」ってのがこれなのかしら?なんか根が深いわね・・・
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