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2024年03月24日10:39

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自宅で観た映画(SISU/シス 不死身の男、聖闘士星矢 The Beginning、シン・仮面ライダー)、

しばらくでしたが久々の3本レビュー。
今回は新作3本いきます。3本ともこれが初鑑賞。

3/18(月)
「SISU/シス 不死身の男」(2023年)Sisu
主演 ヨルマ・トンミラ 
監督 ヤルマリ・ヘランダー 
Amazonプライムで鑑賞。
第二次世界大戦末期、ナチスドイツ侵攻で焼き尽くされたフィンランド。
孤独な老人は金塊を掘り当てて歩いていいると、ナチスの戦車隊と遭遇。
金塊と命を奪われそうになった時、突如その老人はナチスを次々と血祭りにあげていく。
評判の良い戦争アクションということで気になり鑑賞。
話は至って分かりやすく単純(そこがいい)
要するに舐めてた相手がとんでもない奴だった!の無双アクション。
老いた男が実はフィンランドの特殊部隊出身の最強の男だった。
この作品、無駄がない。全編ナチスの一部隊と一人の主人公の攻防戦が描かれる。
明らかにそれはもうランボーそのもの。
監督は絶対ランボー好きで作ったに違いない。
このヤルマリ・ヘランダー監督の過去作を調べると、
以前に劇場で鑑賞してこの年のワースト作品だった「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」、
それとレンタルで見てあまりにもつまらなかった「レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース」だったとは…
今回はその過去2作とは見違えるほどの出来で面白かった(先に調べてたら見なかったかもしれない)
あんまり余計なものを入れずに老人とナチスとの攻防戦に終始したのも大きいし、
グロ度が高いバイオレンス描写満載だっったりと、完全見せ場に振り切ったのが大きいかと思う。
地雷を利用して敵をおびき出して倒したり、水中戦での戦いや、最後の戦闘機での決着など最後の最後まで見せ場の工夫も凝らせていて、なかなかのバイオレンスアクションだった。

3/19(火)
「聖闘士星矢 The Beginning」Knights of the Zodiac(2023年)
主演 新田真剣佑 
監督 トメック・バギンスキー 
Amazonプライムで鑑賞。
幼い頃に姉と生き別れ地下格闘で戦う日々だった星矢は、不思議なパワーを秘めていた。
それに目を付けたアルマン・キドから、女神アテナの生まれ変わりである娘シエナを守るために聖闘士になる修行へと赴く。
聖闘士星矢は原作の漫画は読んでおらず、86年からのアニメは見ていた。
そもそも主題歌や挿入歌を担当していたハードロックバンドのMAKE-UPのファンだったんで見ていたのも大きいがアニメ自体も面白くて好きだった。
ハリウッド実写化のように思えるが実質上は日米合作映画である。
この実写化作品は大コケして評価も良くないようだが、実際見てみると、
意外と面白かった!
アニメとの改変は確かにあるにはあるが、この映画としたら見せてくれる。
やはりアクションが凄い!ワイヤーアクションによる表現など見せてくれる。
この辺はかなり評価できる。
元との大きな違いは、グラード財団の総帥・城戸光政が、アルマン・キドとヴァンダー・グラードの夫婦になっており、その実の娘がシエナ(城戸沙織)でその力を巡って夫婦が対立してた事だろう。
キャストではアテナの両親が、ショーン・ビーンとファムケ・ヤンセン!
これ、007好きな私からしたら「ゴールデンアイ」の悪役006とオナトップじゃないか(笑)
それとファムケ・ヤンセンがキャスティングされたのも監督がX-メン好きではないのか?
アテナのキャラがかなりジーンに近いし。
マーク・ダカスコス演じる執事は、アニメでは辰巳なのだが本来は弱いはずなのに最強!(彼のアクションもかなり見もの)
主演の真剣佑は、日本人で星矢を演じるのは彼しかいないと思う位にキャラは合っていたし、やはりアクションは凄い(若手でアクションが出来る主演クラスでは貴重な存在と思う)
それと実写のマリン姉さんがかなりイメージ通りで修行シーンはかなり見もの。
内容的にはThe Beginningというタイトル通り、アニメ版の前日談のような印象。
そういう事から実写版ならではの、アニメとは違うリブート的な感じがして、
本音は「この続きが見たい!」という次の期待感で終わる
本編ではフェニックス一輝は登場したが、紫龍、氷河、瞬はこの次に登場となるが…
興行的にダメだったんで続編も出来そうもないのか?
評判の良くない作品のようだが、私は素直に好きな作品だった。
最後にやっぱり「ペガサス幻想」はハッキリと流してほしかった。
本編はさわりの部分(抱きしめた、心の小宇宙♪のメロ部分だけ)だけオーケストラで寸止め流し。
せめてインストでもいいからクライマックスやエンドクレジットで流したら更に評価が上がったに違いない。

3/23(土)
「シン・仮面ライダー」(2023年)
主演 池松壮亮 浜辺美波 柄本佑 
監督 庵野秀明 
Amazonプライムで鑑賞。
ショッカーに拉致されてバッタの改造人間された本郷猛は、彼を改造に推薦した緑川博士の娘・ルリ子と逃亡し、ショッカーと戦う。
仮面ライダーは昔の日記を見てもらって分かるようにかなりのマニアです。
この昭和ライダー1作目からリアルタイム世代で、もう何度も見るほど大好きなファンである。
このライダーを、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」に続いて庵野秀明がリメイクというかリブート。
正直見る前からそんなに期待はしてなかったんだけど、
冒頭の対クモオーグ戦はもう最高に良い!
ただそこまでで、展開的には良いようで悪いような何とも言えない微妙な印象。
良い部分もあるにはある。
本郷猛のキャラがどうも好きになれなかったんだが、逆に一文字隼人のキャラが良かったり。
アクションもバイク飛ばしてライダーキックのくだりは見せてくれる。
でも、内容がギクシャクしてる感はある。
クモオーグ戦の勢いを最後まで見せて欲しい。
対ショッカーライダー戦はバイクアクション含めてやってるのだが、画面が暗すぎて何が何だかわかりづらい。
本編のラストバトルであるダブルライダーvsチョウオーグ(ライダー0号)戦のグダグダ感は何だろう?
ショッカーの存在も中途半端。
前回のウルトラでもそうだけど、オタクがオタクに向けて好きに作ったような感じがする。
逆にそれが良くないように思った。
庵野監督は過去作を思い返しても、役者への演技指導がどうも出来ない監督に見える。
ドラマ部分に関しても過去のシンシリーズ同様にどうも散漫で退屈。
ただ先に書いたように一文字隼人が出てから救われた感もある。
そんな事を言いながらも最後まで見れた。
エンドクレジットにライダーの歌を3曲も流して終わるのは良かった。
良い所もあるんだが悪い所が目立った微妙な作品だった。
それとラスト、ライダーが長い橋を滑走するシーンの映像が良かったんだが、
この橋が以前に旅行で行った事のある山口県の角島大橋だった。
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