ヘヴンアンドヘルと悪魔の掟
両作品が好意的に迎えられ、
気をよくしたものなのかどうかは分かりません。
でも、よく言われるのが、
「そのバンドの絶頂期にライヴ作品を作ろう!!」と。
メタルバンドあるあるです。
で
どこのどのタイミングであったかちょっと覚えてないのですが、
ツアーを録音したライヴ作品を出すことになりました。
残念ながら、ディオ在籍時のサバスはこの作品で
一旦終止符が打たれます。
なぜか。
このライヴ作のミキシングのとき、ヴォーカルの音を小さくしたとか
ギターの音を小さくしたとか、第三者を介してごちゃごちゃになってしまい
人間関係が悪化、ロニーディオはドラムのヴィニーアピスを引き連れて
脱退してしまいます。その後、ディオは自らリーダーバンドである
ディオを結成するのですが、それはまた今度の話。
そして、同時期に、これまた元サバスのオジーも、ライブ作を
出しております。「悪魔の囁き」ですね。
これ、実は本家サバスのこの「ライヴ・イーヴル」を叩き潰すための
陰謀だともいわれております。オジーはすでにソロキャリアを積んでいるのに
「悪魔の囁き」の収録内容は、全曲サバスナンバーですからね。
とはいえ、どちらもいいのですが、ちょっとこのロニーが歌う
サバスナンバーで、やはりオジー期のものを歌うのはかなりの違和感。
一生懸命ロニーは歌っているのですが、違和感しかない。
カリスマがカリスマをカバーするのですから、それは、ね。
シンガーとしての流派も違うと思いますし。
しかし、大曲「南十字星」を演奏しているのはポイント高いですね。
あえてのこの曲を選んでおきまっす!!!
https://www.youtube.com/watch?v=MqZdgb8RxR8
ログインしてコメントを確認・投稿する