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2024年03月30日15:26

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デヒューマナイザー

ライヴ・イーヴィルを作成するいざこざで

ディオはサバスを脱退してしまいます。

そのとき、ドラムのヴィニー・アピスを引き連れて

脱退し、自らリーダーバンド「ディオ」を結成します。

本当はそっちの話をするべきなのですが、やはり

ディオが在籍していたサバスの話を簡潔すべきかなぁ〜

と思い、敢えてリーダーバンド期をすっ飛ばして

サバスを完結させておこうと思いました。

ディオが抜けたあとのサバスは混迷を極め、

元ディープ・パープルのイアン・ギランをシンガーに

迎えたり(ライヴではあの曲も演奏してたりします)、

同じく元パープルのグレン・ヒューズを迎えたり。

後にジョン・サイクスと活動するけど解雇されちゃうレイ・ギランとか

実はすっごい上手いシンガーであるトニー・マーティンとか

メンバーも音楽性もすったもんだが続きます。

このアルバム「デヒューマナイザー」が発売された1992年は

LAメタルバブルも崩壊し、グランジ・オルタナの時期に入っており

サバスもモダンヘヴィネスに傾倒したと言われておりました。

しかしながら、その出来具合を聴きますと、確かにヘヴィには

なったような気がしますが、モダンヘヴィネスには程遠いものですね。

そこまでとは思いません。かといって、これと言ってキラーソングもない

割と平坦平凡な(失礼)、サバスとしては地味な作品になったもんだと

思ったものです。

一応、ウェインズワールドという映画の挿入歌である

タイム・マシーンは、シンガーがトニー・マーティンに代わっても

歌われていたので、メンバーも演奏を嫌がらなかったのでしょう、

という、ちょっと消極的な意味で、ベストソングとしておきましょう笑

https://www.youtube.com/watch?v=frUq17Av6V8&list=PLBzBwYhHpqLK82tzGCQbjwAqud_6r7R3z&index=6


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