北海道

今日は千歳→南千歳→新得→東鹿越→富良野→旭川と、
ぐるぐる回って札幌に泊まっています。
南千歳は旧千歳空港駅で、現在は隣の
新千歳空港駅が空港直結駅です。
南千歳は十字路で、今日は石狩と十勝を
短絡する石勝線で新得へ。
新得から落合まで未乗でしたが、2016年
８月の台風で東鹿越〜落合〜新得間が不通、
バス代行輸送が行われてきました。
今月末で富良野〜新得間の鉄道営業終了が
発表されました。
富良野〜東鹿越〜落合は2001年８月に
１往復乗っています。
東鹿越〜落合に幾寅駅がありますが
映画「鉄道員」のロケ地で、2001年当時は
ロケで使われた「キハ12-23」が実際に
走っていました。現在は廃車になり、
カットボティが幾寅駅で保存されています。
新得→落合で狩勝峠を越えます。滝川〜根室の
長大な根室本線の一部を成す区間ですから
鉄道で行きたかったですが。
救いは石勝線が実際には上落合信号場で
合流して峠の一部を体験できる事です。
代行バスは狩勝峠の途中で分岐して
サホロリゾートスキー場に立ち寄ります。
このバスはスキー場との無料シャトルを
兼ねています。今日は３台での運行ですが
私の乗る１号車は降車がなく、再び落合駅へ。
東鹿越から再び鉄道で既にキハ４０形が
２両で入線していました。キハ４０は私と
同世代で昭和50年代に作られた国鉄形の
ディーゼルカーです。尤も、初期形は、
あまりに非力で今日の1700番代はエンジンを
300馬力のものに載せ替え、95km/hが出せる
改造を受け、デッキと客室を扉で仕切る
北海道仕様となっています。
東鹿越から金山へ向かうと登りで、トンネルが
３つ続きます。１つ目の鹿越トンネルは
短いですが、２つ目の空知トンネルは長い。
金山は紅葉が美しい人工湖で知られますが
それも最早、見られません。
布部駅は「北の国から」のロケ地になりました。
富良野から富良野線に乗り換え。こちらは
新型気動車デクモに代わっています。
デクモは電気式気動車と言って、ディーゼル
エンジンで発電して、モーターで駆動します。
現代日本鉄道の流行形で北海道ではデクモが
席巻しつつあります。
但し、一部には評判が芳しくありません。
必ず立客が出るのです。座席数が36しか
確保されていないからではないかと勝手に
想像します。
私自身は結構好きな車両です。