今日の感想

細かすぎて伝わらないやつ！　「エヴァ旧劇場版」北米解禁に現地ガチ勢が披露した“前代未聞のコスプレ”に「めっちゃ面白い」「最高」の声
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=7795972

湖岬
揺らめく水面（クレーターの湖面）。一方向に薙ぎ倒された近代建築群。湖のほとりに人影（シンジ）。セミの声。湖岬に立つシンジ。太陽が上から照り付け、影で目は隠れている。ひしゃげた電柱。安定を保っていた破片が何かの拍子で落ちる。湖面に落ちる瓦礫。鏡面のように止まってした水面に映りこんだ青空と太陽。傾き、沈んだビルや瓦礫。波紋がゆっくり広がり、太陽を歪めクシャクシャにしていく
病院
病院のプレート。廊下。３０３号室。アスカの名前が書かれたプレート。病室の中。医療機器から発せられる電子ノイズが聞こえる。アスカのベッドの脇に立つシンジ
シンジ（弱弱しく）ミサトさんも綾波も怖いんだ。…助けてよ、アスカ
ｼﾝｼﾞ、背中を向けて寝込んでいるアスカを見ている。アスカの汗ばんだ首筋に髪が張りついている
アスカ（寝言）
ｼﾝｼﾞ、倒れコミ、すがるようにアスカを起こそうと肩を揺する
シンジねぇ起きてよぉ
寝ているアスカの肩に掴み掛かるシンジの手。男っぽい乱暴な動きで細いアスカの肩を掴み揺さぶる
シンジねぇ
心電計のグラフが淡々とアスカの心拍を映し出す
シンジ（細く脅える声で）目を覚ましてよ
ｱｽｶを揺さぶるシンジの手
シンジねぇねぇ！
かなり激しく揺り動かすシンジ。点滴も揺れる
シンジ（絞り出すような声で、だんだん大きくなる）アスカぁ、アスカ、アスカぁ！（情けなく、かっこ悪く）
そのまま、糸が切れて崩れるようにアスカにのしかかる
シンジ（か細く）助けてよ…助けてよ
まだ揺れている点滴パック
ｱｽｶの上にのしかかったままのシンジ
シンジまた、いつものように僕をバカにしてよ
ｱｽｶの首筋に涙が落ちる
かぶりを振るシンジ。動きが急に激しくなる
シンジねぇ！
力任せにアスカをこっちに向かせる。無抵抗のアスカ。アスカの胸元が顕わになる。心電図用にセンサーがベリッと音を立てて剥がれる。ドキッとなるシンジ
シンジ（息を飲む）
ｼﾝｼﾞの足元。アスカがくるまっていたシーツが床にこぼれ落ちる。シーツをはぎ取られて太腿や胸元が顕わになったアスカ。しかし、無抵抗に眠っている。心音モニターが規則的に「ピッ！ピッ！ピッ！…」と電子音を刻んでいる
シンジ（ひたすら息遣い）
心電グラフ
シンジ（息遣い、徐々に荒くなっていく）
点滴パックLOCK表示のドアノブ。
シンジ（ここで果てる）
汚れたシンジの手。その奥にアスカの胸。前屈みのまま右手を見ているシンジ
シンジ（音）最低だ…オレって
サブタイトル
第弐拾五話「Air」
発令所
座るもののない指令席。茶飲み話に花を咲かせている青葉、日向、伊吹がいる。モニターは全て待機状態。
伊吹、本部施設の出入りが前面禁止？
日向、第一種警戒体制のままか？
伊吹、何故？最後の使徒だったんでしょ？あの少年が
青葉、ああすべての使徒は消えたはずだ
日向、今や平和になったって事じゃないのか
伊吹、じゃ、ここは？エヴァはどうなるの？
伊吹、先輩も今、いないのに
青葉、（モニターの方を見て）ネルフは組織解体されると思う。オレたちがどうなるかは、見当もつかないな
正面ごしの発令所。時計が進む。
日向、補完計画の発動まで自分たちで粘るしかないか
第三新東京を見下ろすパークエリア
ハザードを出して停まっているミサトの車。遠くで長距離トラックの走る音がする。ハンドルを抱え込んでブツブツ呟いているミサト。
ミサト出来損ない隊体としてすでに行き詰った人類を、完全な単体としての生物へと人工進化させる補完計画
窓越しの廃墟と化した第三新東京市。あちこちに動く光の列
ミサトまさに理想の世界ね。そのために委員会はまだ使うつもりなんだわ。アダムやネルフではなく、あのエヴァを
バックミラーに映るイサトの顔
ミサト加持君の予想通りにね