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2024年03月06日11:41

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韓国でお葬式

昨日、韓国映画でしか見たことがない韓国式の(妻のおかあさんの)お葬式の、喪主役を拝命して、滞りなくなし終えました(^^;家長位に相当するのが僕だったので。写真と位牌を喪主が持って歩くんだけど、持ちにくいし、やたら階段が多いしで、すんげぇ〜、ストレス(´;ω;`)
韓国はちょっと前まで、土葬が圧倒的に多かったんだけど(政府は火葬を推奨)、近年は火葬が一般的になっている様子。お墓もどこかの土地を借りてではなく、一個の建物の壁に骨壺を収めるマスがあり、そこに入れるというやり方になってた。骨壺は日本より大きめ。日本だと火箸でつまめるサイズの骨だけ拾って、納骨なんだけど(余った遺灰は焼却場の共同施設に保存)なんだけど、韓国では、できるだけ全部入れようとしているのだろうと思われる。もちろん全部入れるのは、実際には無理だけど。
親父の火葬の時は駐車場に殆ど車は無かったんだけど、妻の母の火葬するところでは、参列者たちを乗せたバスや霊柩車が、数珠つなぎで待機してて、15基くらいある火葬窯がフル稼働中だった。韓国人口の三割が集まるソウルだからか?当然だけど、納骨壁には、若い人の写真とかもあって、気の毒に思った。
あと、ここだけなのか知らないけど、葬儀場と火葬場と納骨堂が全部徒歩圏内にあるのは合理的だなとは、思った。それらが山奥の住宅街から離れた場所にあるのは、韓国でも、その手の施設は家の近くに作ってほしくないということなのか? 日本でなら、そこのスタッフはおごそかしく振舞うものだけど、韓国だと皆さん事務的。さっさと場所を空けろ的。
以前は基本的に土葬だった話、韓国ではお墓は山の一部を整地して、土盛を作るのだけど、設置から代が進むと自然消滅的に手入れをする家族がいなくなって荒れたり、強い雨などが降ると、土砂崩れなど起こして棺が遺体とともに流れ出てくるとか、そもそも狭い国土で、一基一基がでかくなりがちなど、弊害は山のようにあったんだけど、儒教心情が強めな国なので、なかなか改まらなかったということのようで。何しろ、李氏朝鮮以前は、遺体を焼くのは重罪人だけだったし。
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