今日から5日間は雨水の次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)
春霞がたなびき山々の景色が 美しくかすんで見える頃
あいにくと氷点下1℃(体感温度氷点下3℃)となり春霞の出番なし
西の方角に張り出している層積雲は
北の安達太良連山あたりから始まり 那須連山(栃木県)まで何十キロにも渡っている
仕方ない まだ2月ですもの
暖冬だったとはいえ農園の花壇はこんな状態
右側に倒れ込んでいるように見えるのはケニア産ソープストーン
東日本大震災から11年目の2022年3月16日に発生した余震で壊れたもの
津波の被害がなかったので余り語られていないが
震度6強の被害は大きかった
イオンもヤマダ電機も何か月か営業再開ができなかった
捨てろと言われたけどオブジェとして庭のあちらこちらに配置
まだ冬の名残が色濃い花壇でも見るべきもの大いにあり
手前側の左右に見えるオレンジ色の葉はイカリソウの〔オレンジクイーン〕
赤みがかったオレンジ色の花がたくさん咲く
イカリソウでは珍しい色
奥のサークルの中の赤紫色の葉はアジュガ(西洋キランソウ)
耐寒性が強く氷点下10℃でも戸外で冬越し出来る
それは何としてでも譲れないところ
普通に冬枯れの光景に見える花壇もよく見ると
下の方の中心に黄色の蕾をつけている〔クロッカス・クリサントゥス〕が見える
クロッカスはどれも同じだと思われているけど
この黄色系品種の和名は〔寒咲きクロッカス〕
寒さに強くどのクロッカスよりも早く咲く性質がある
植え付けるときは他のクロッカスよりも手前にすることで
咲きそろったときのバランスも良くなる
固有名詞は性質を知るためにはとても大事なことだとつくづく思うのでした
小石を除けて写真を撮ろうとしたら地面が凍っていて動かせない
小径を歩くと霜柱がつぶれる音がする
他国の植物であっても緯度が近いものを植えると間違いないといえそう
こちらは耐寒性・耐暑性とも優れているジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)
学名の「Iris germaniaイリス・ゲルマニカ」はドイツのアヤメということらしいが
原産地不明が正しいらしい
道路際に植えたものはかなり増えた
日当たりと水はけのよいところが好みなので
好適地であったと言えるのかも
手前の原種系チューリップの〔ライラックワンダー〕はほとんど変化なし
水仙4種類も記述するほどのことなし
雪の重みで腰痛を患っていたレンテンローズ(クリスマスローズ)は回復傾向
また降るらしいけど逞しいから大丈夫なはず(希望的観測)
ワインレッドはまだ蕾
今一番の見頃はバラ咲きジュリアン〔イチゴのミルフィーユ〕
この愛らしさはどうよ
本家の薔薇もかすみそう
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