ただのインフレ（円安）なので、額面だけで実態はない

好況ではなく、ハイパーインフレ到来のお知らせでしかない。

日本はいま不況で成長の望みがないので、銀行その他の機関投資家は国内の投資先がない。なので海外に資金を持ち出しているので円がどんどん下がる。

海外に流出したジャパンマネーを海外の機関投資家が使って、海外から見て割安になった日本の株を買い占めているということ。なので円安になった分だけ見た目の株価は上がる。大幅に円安になった直後に日経平均がバブル後最高になったのはそういうこと。

そして日本企業側も防衛のために自社株買いするからさらに額面だけは上がるが、業績が良かったり先の生産拡大見込みで上がっているのではないので、なんら景況感は好転しない。



海外の投資家から見ると円安だから日本株は割安だが、日本人自身から見ると高過ぎて買えない株になる。額面が高くて買い難くなったが、業績は良くないので配当は大してなかったりつかなかったりする。楽天は大赤字で配当なしだったので、仕方なく無料SIMを株主に現物支給した。

これからの日本、日本人自身からみると色んなものが値上がりして高過ぎて買えなくなるが、海外から見ると円安で日本の物は株でも製品でもサービスでも格安だからどんどん買えになる。

もっとも日本製品はどんどん質が下がっているし、自慢だったおもてなしサービスも人手不足（本当は人を雇う金不足）でレベルダウンしているので、海外から見て買いたいものは減ってきているが。


■「バブルの時と全く違う」証券会社トップも好感触　日経平均が史上最高値を更新　“失われた30年”を脱却した？
(TBS NEWS DIG - 02月22日 16:55)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7759900