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2024年02月19日19:43

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隣の芝は

 勤め人の方に「いいなあ、商売やっている人は、定年もないし、儲かっただけ全部自分の儲けだし」とか言われたりしますが、まあ「可哀そうに、気の毒に、よくそんなのやっているよね」とか見下されるよりはましかなあ。
 経営者として必要な能力と気質があると思う。特化集中能力を持ちながら全体視界も備えた能力と、前向きで楽観的で野心的で社交的で強欲な気質。
 なんというか、特化集中能力を若干持っているだけでその他はからっきしなんだよな私は。興奮や感動よりも、安らぎと安定が欲しいし、なんか欲しい物とか無いしな。
 お客様を接待した時、お客様はブランド物持っていたり高いジャンパー着ていたりしたけど、私着ていたのシマムラの安物だし腕時計は溶接の傷がついたGショックだし。
 クラシック聴いたり読書したりするのが好きなんだよね。物書きとか根暗な趣味もあるし。
 ずっとやっていたパソコンゲーム、信長の野望とか天下統一とかが良かったのかな。自分の能力を俯瞰視して客観視して駒として扱い、自分ならではの戦い方を編み出し、趣味の兵法を加味してなんとかする感じだな。
 趣味の故事成語はあまりにも強烈に叱咤激励するので自縄自爆。
「烈士暮年壮心已 まず」
「鞠躬尽力、死して後已まん」
「変に処しては、まさに百忍を堅くして、以て成るを図るべし」
「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」
「断じて行えば鬼神も之を避く」
こういうのがまあ尻を叩いてくれるわけだが、私がなんかかっこいい言葉を作るとしたら
「不安を感じることをむしろ健全と捉えて安心しよう」
「とりあえず生きていればいいんじゃない」
「季節の野菜とか果物とか美味しく食べられて、もうそれで充分幸せ」


 ってことを言いたいんじゃなくて、仲間の零細経営者と話すと「維持するの辛い、もう商売やめたい、もう一度人生があったら絶対勤め人がいい」って愚痴の言い合いになるんだよね。現状に不安や不満を抱えたり悩んでいたりすると、他所が良く見えたりするのはしょうがないよな。
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