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2024年02月18日13:49

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一月は体調不良

皆様、明けましておめでとうございます

まもなく2月も終わろうとしています。嫌がっても仕方がありませんが、嫌ですねぇ。

実は、この1月は体調不良でした。3日に実家から自宅に戻る頃になって、めまいと貧血を感じ、「これは去年2月の食道潰瘍で吐血したときと同じ具合だなぁ」と覆って帰宅したら、その晩に吐血。翌日ふらつきながら仕事に行って、素知らぬ顔で講義して、またふらつきながら帰宅したら、二度目の吐血。

その翌朝薬局で市販の鉄剤を買って飲みましたが、昨年病院で処方して貰った処方薬ほどの効き目はなく、運転しているときはいいのですが、徒歩の時には一歩一歩の移動が息切れして本当にきつかったです。結局病院で薬を処方して貰えたのは、27日でした。処方薬(クエン酸第1鉄Na錠50mg)は市販の鉄剤とは効き目が段違いで、翌日にはかなり症状の改善を感じられました。

「どんなにきつい時でも素知らぬ顔をする」ということを柔道で(ラグビーも同じだそうですが)身につけているので、駿台の連中にばれないようにすることはできましたので、収入が減らなくて良かったです。

無事に今年度の仕事を終えられて、2月1日から来月末まで講義はありません。

スキーには、2月8日と13日に「スキー専用かたしな高原スキー場」に行きました。

8日は、まだ体調が万全ではなく、平らな場所でのスケーティング移動では、4〜5歩で息が上がってきつかったです。13日にはもうそんな事はありませんでした。

このスキー場は、先述したように、リフト券が平日パック2900円でその中に千円の食事券を含むという格安なのですが、初級コースが5本、中級コースが5本(内1本が非圧雪)、上級コースが1本、更に入門者用のスノーエスカレーターもあり、値段以上に中身は充実しています。

近隣のスキー場(丸沼高原やスノーパーク尾瀬岩鞍等)が軒並みリフト券の値上げに踏み切っている中で、なぜここだけがこんなに安いのだろうと不思議になり、現地で配布しているパンフレットを貰って丁寧に読んでみると、いくつかの理由が見えてきました。

まず、「スキー場」と名がついてはいますが、通年営業なのです。3月中旬から下旬で一度スキーシーズンとしての営業を終えて、4月中旬からリフトを再稼働させて、リフトで上がった客はレンタルのMTB(マウンテンバイク)でスキーの滑走コースを駆け下りるMTBコースとして営業していたのでした。これが11月25日までなのです。

長野県の五龍岳に登った際に、「五竜・遠見スキー場」の斜面に花をたくさん植えて、リフトで上がった客が花を見ながら歩いて降りてくるという趣向でリフトを夏も稼働させているケースは見たとがあります。しかし、花を観る客は、一度上がって観てくればいいので、なんどもリフトに乗ることはありません。しかし、MTBのマニアというのは何度転んでも、スキーヤーと同様に繰り返し繰り返しテクニックを高めようと、登っては下り、登っては下りを繰り返しますから、スキーシーズンと同じようにその連中からもリフト利用料金を取れるわけです。またリフトの機械をただ雨ざらしにすることもないので、油ぎれをおこすこともなくメンテナンスを続けられます。

リフトの鉄柱を見ると「昭和62年」なんて書いたプレートがついているので「だいじょうぶかね、こんなに古くて」と思ってしまいますが、大丈夫なのですね。

また、このスキー場にはホテルがない代わりに、あちこちに30棟ものバンガローがあり、これも通年営業です。大人一人15500円で2食付きですから、一般的なスキーリゾートホテルと比べるとかなり安いです。スキーシーズンは、タイヤの代わりにゴム製キャタピラーを付けたトヨタハイエースで、スキー場入り口からバンガローに客を送迎しています。夕方4時頃になると、いくつかのバンガローに明かりがともり始めるのでわかりました。

家族連れは、親が寝具などの準備を押している間に、子供たちはさっそく外で雪だるまなど作っています。なるほど「滑れない」「止まれない」の未熟なスノーボーダーは、危なくて締め出しをしなければなりません。

下部の緩斜面は、夏にはキャンプ場として営業します。フィールドアスレチックやニジマスつかみ取りプール、野菜栽培エリアなども設置して、客が自分で取った野菜でバーベキューもできるようになっているとのこと。群馬県利根郡片品村の一大野外レジャー拠点となっていて、従業員も通年で仕事があるわけです。

雪のない時期の収入を確保することで、スキーシーズンのリフト料金を下げて、リタイヤした年金生活者でも来やすくする(食堂のメニューには高齢者向けになんと「すいとん(500円)」というメニュー(注)があります)。同時に宿泊客を他のホテル業者にわたさず、スキー場内で宿泊サービスをも提供する。ここまで内部完結型のスキー場は、寡聞にして知りません。
無雪期の営業については、このスキー場のホームページ

https://katashinakogen.co.jp/facility/

の左上の「GREEN SEASON」をクリックすると詳しく紹介されています。

以前、ノルン水上スキー場の喫煙所(従業員も客も共用)で、従業員同士の会話を聞くとも無しに聞いていたことがあります。夏に働く海水浴場や高原リゾートについて、しきりに情報交換をしていました。

北アルプス(新潟県糸魚川から長野県乗鞍岳まで)の山小屋従業員でも、4月から11月まで3食付きの山小屋で稼いだら、冬の間は物価の安い東南アジアに行きっぱなしという人も多かったです(これだけ円安になってしまうともうできないでしょうが)。

従業員をただの季節労働者でよしとするのか、定着・定住してくれる仲間と見なすのかということは、スキー場のリフト料金にも直結してくるのですね。

来週と再来週は、火曜日にノルン水上に行こうと思います。

注:50歳未満の若い読者は「すいとん(水団)」という料理を知らないと思います。身の回りで80歳以上の高齢者を捜して聞いてみてください。きっと知っていますよ。
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