今回は群馬県の草津温泉スキー場に巡礼してきました。
このスキー場はリフトが数本とゴンドラが1基です。
コースマップはこんな感じ。
前回は10年以上前に滑ったのですが、今シーズンから新しいゴンドラが設置されたと聞いて再巡礼です。
新しいゴンドラは「バルスゴンドラ天狗」。
珍しい形のゴンドラです。
通常のゴンドラは1基1基が独立していてロープには固定されておらず乗り場で架けられるのですが、このゴンドラはリフト同様にロープに固定されているタイプ。
しかも3基がダンゴのようにワンセットでくっついて動くのです。
連結しているわけではないんだけどね。
一番下にある天狗山ゲレンデは幅広の緩斜面でしっかりと圧雪してあり滑りやすいです。
斜度も緩すぎたりしません。
天狗山ゲレンデの上部に狭いですが天狗の壁という非圧雪急斜面があり、そこを迂回できるようにコースが作られています。
このゲレンデがメインバーンでしょうね。
SNS投稿を意識しているのか、天狗山ゲレンデの上部には草津の町を一望できる位置に巨大なブランコが設置されていました。
隣のファミリーゲレンデは超緩斜面で小さな子供も安心して滑れます。
エリア内にキッズパークもありました。
キッズパークと逆サイドには夏道チャレンジコースという斜度が高いコースが。
狭いのでこのスキー場で唯一慎重に滑らないと危ないコースでしょう。
その上にはおなり山ゲレンデ。
広いけど距離が短い中斜面です。
滑走は気持ち良いんですが、距離が短いのがもったいない。
夏道チャレンジコースまで連続滑走すれば距離も稼げますが。
一番上にある青葉山ゲレンデにはさらに中腹からしゃくなげ高速クワッドと青葉山第1ペアリフトを乗り継がないといけません。
結構斜度がある中上級コースですが、しっかりと圧雪してありますが初級者には厳しい斜度だと思います。
ここが斜度もあって幅も広く、雪質も明らかに下よりも良くて気持ちよく滑れました。
ただし標高が高いところでフードもないリフトなので、ここをヘビーリピートするなら防寒対策しておくと良いかもしれません。
このスキー場はゲレンデトップからの連続滑走距離が10km近くある日本最長級のコースがあります。
青葉山ゲレンデからセンターハウスまでR292コースという林間コースを通れば10kmになりますが、ここは名前の通り普段は道路なのでしょう。
所々斜度が緩すぎて気持ちよくは滑らせてくれません。
この林間コースを迂回するしゃくなげコースの方がロングコースの上止まってしまうような所もないので気持ち良いと思いますよ。
それでも狭いところが多く、両サイドが山や壁で眺望はほぼないので退屈ですが。
多くのスキー場が老朽化してきて再投資できずに廃業していく中、このスキー場はちゃんと再投資できてスキー場としてまだまだ活躍できそうでした。
10年以上前に来たときにはボロボロだったロッジやリフト乗り場もリフォームされてました。
日本有数の温泉リゾートからすぐ近くであり、首都圏からの温泉とセットのお客さんを捉えているのかもしれません。
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