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2024年01月26日21:28

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2023年に泊まったキャンプ場【24】 大入島白浜キャンプ場(大分県)

5月7日(日) 走行距離 22キロ
重信川かすみの森をマリアンと出発。

今日は一日雨なので、マリアンの家に泊めてもらうことにする。

泥んこになったラッキーをシャンプーしたり、長旅で汚れたかばんなども洗濯。すっきりした。今回の旅で2度も泊めてもらって、まるで別荘みたいだ。

マリアンの家には生後5か月の猫「ままたん」がいる。ラッキーとは仲良し。
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しかし、ラッキーのドッグフードを横取りするのでラッキーが困っている。
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5月8日(月) 

松山のマリアン宅を出発。強風にあおられながらメロディーラインを走って三崎港へ。

九四国道フェリーを利用して四国から九州に渡る。

昼前、佐賀関着 お天気は良いのに風が強くて参った。

佐伯市のスーパーで鶏刺しを見つけた。「九州に来たな〜。」と感じた。

佐伯港から大入島に渡る。

大分のGOさんがサプライズで見送りに来てくれた。
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13:15出航。ロープなどの固定なし。強風で船が揺れるのでバイクが倒れないようにまたがったまま島へ。とはいっても、島まで7分で到着。
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カブと旅客合わせて運賃は¥400。安い!


大入島(おおにゅうじま)

島にガソリンスタンドはないのであらかじめ満タンにしておく必要がある。
一周20キロにも満たない小さな島。


今日はとにかく風が強いので、観光どころではない。まっすぐキャンプ場に向かう。運よく、キャンプ場は風が穏やかだった。

白浜キャンプ場
(佐伯市大字片神浦860-2)
https://www.visit-saiki.jp/spots/detail/f3673a50-580d-4487-8934-67494f275755

島唯一のキャンプ場。ネット予約も可能だけど、ペットが泊まれるか電話で確認したついでに予約した。ほっこりした対応だった。
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キャンプ場に着くと「ウレシノさんですか?」と待ち構えていたかのように管理人さんから声をかけられた。

キャンプ場の隣にある「あじも」という海の家を管理している。
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受付は「あじも」で。テント一張り¥500と聞いていたけれど、私のテントは小さいソロテントなので一泊当たり¥300で良いと言われた。連泊するつもりなのでありがたい。

島でとれたヤマモモのジュースをご馳走になった。炭酸で割るとさわやかで美味しかった。


サイトはこじんまり。5張り限定。

バイクは乗り入れ可能。適度に木陰もある。
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手作りの木製のベンチやテーブルもある。
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焚火用にコンクリートのU字溝。流木を含め、薪は自由に使える。
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砂地のフィールドに、マットが敷かれているけど、マットはペグダウンできないので少々考えながらテントを設置。

桜の木の下にテントを張ったら、すぐそばに伊能忠敬大入島測量起点の碑があった。大好きな伊能さんの足跡でキャンプとは、大興奮。
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トイレ棟にシャワールーム(水)と炊事場がある。
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トイレは簡易水洗の洋式。ペーパー完備。綺麗。スイッチで明かりがつく。
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シャワーは男女別の個室タイプ。二基。広めのちゃんとした脱衣所もある。最悪の天候だったら避難できそう。
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きれいな海を見ながら、佐伯で買った鶏のたたきを肴にビールを飲む。
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すると、管理人さんが、カメノテとジンガサ、アコヤガイをたくさん差し入れしてくれた。
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私のためにわざわざ採りに行ってくれたそうだ。どれもおいしかった。

トイレ棟の電気は一晩中つけておいてもいいよと言われたけれど、「星を見るので消しますね。」と返答。電気代、もったいないし。

サイトからビーチは道路を挟んでいる。潮の香りと波音を聞きながら久々のソロキャンプ。

夕方、キャンプ場から500mほどの、島で一番大きな食堂「食彩館」の社長が「明日、一緒に飲もう。」と誘ってくれた。

「食彩館」には¥300で浴びられる温水シャワーがある。これは便利!


5月9日(火)  

朝、ラッキーの散歩から戻ると、カラスがテントのファスナーを開けて、中のパンを持って行ってしまった。島に連泊するのに、食料は大丈夫だろうか?

ひょうたん型の大入島の北側をツーリング。

海からすぐの所に真水が湧くという不思議スポット「神の井」へ行くと、島の様子を自転車で見て回っている市議会議員さんに出会ったのでしばし立ち話。
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キャンプ場に戻り、オカヒジキ、ツルナ、ハマダイコンなど、食べられる野草を採っていると、島のおばあちゃんたちが集まって来た。
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オカヒジキのおひたしをご馳走すると
「こんな身近に美味しいものがあるなんて知らなかった。庭に植えたいわ。」と根っこごと引っこ抜いていた。お礼にお土産を頂いた。
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島人に誘われて「食彩館」行くと、キャンプ場の管理人さんをはじめ、島のお偉いさんたちが宴会の用意をしてくれていた。
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食彩館の一番人気「チキン南蛮」もすごく美味しかったけれど、みんなが磯でとって持ち寄った「オオヘビガイ」「ニガニシ」「ニタリガイ」など、島の恵みが並ぶ食卓に感動した。
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5月10日(水)
 

九州オルレと言われるハイキングコースを歩いてみる。所要2時間。
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舟隠(入江の中に作られた細いコンクリートの道)が印象的だった。
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日影が多く、変化があってとても面白いハイキングだった。

島の郵便局の隣に小さな商店があったけれど、ビールは売っていなかった。
残念だな〜と思いながらキャンプ場に戻ると、管理人さんが「そろそろ戻るころかと思ってね。」と出迎えてくれた。

そして、「海の家あじも」でビールを買うことができた。やった〜!

15時前、キャンプ場に移動販売のトラックがやって来た。買い物もできる。
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食彩館の店主の船に乗り、一緒に貝を採りにも行った。
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夜は「海の家あじも」で宴会。今日も島人と飲む。

管理人さんが作ってくれたアジのフライもとても美味しかった。
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ビール¥300×2本=¥600が参加費。お客さんが置いて行ったという酒や焼酎は無料で振舞われた。すごく楽しかった〜〜〜!!

5月11日(木)  

白浜キャンプ場の朝、面識のない島のおじさんがお菓子と甘酒を持って会いに来てくれた。
「今日、帰ります。」と言ったら寂しそうだった。うわさを聞いて会いに来てくれたという。

10時。大入島を出航。九州本土に戻る。

これまでたくさんの離島を旅して思う。

橋ができたら島民には便利だろうけど、どの島も橋がかかったとたんに文化が変わる。

大入島はわずか7分の船旅だけど、橋がないからこそ古き良き日本文化が保たれている気がする。出会う人みんなが素晴らしく親切だ。とても居心地通い。
できればこのままでいてほしい。

またひとつ、お気に入りの離島を見つけてしまった

次は海水浴も楽しみたいな。


2023年に泊まったキャンプ場【25】 石場ダムキャンプ場(大分県)に続く


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