さきほど完走しました。
いまのキモチを端的に云えば、切ないです。
でも、アニメの内容が切ないのではありません。インターネット老人会会員に過ぎ去りし日々を思い出させ、懐かしさを超えて切なさに至るのです。嗚呼、あの頃にはもう二度と戻れないのだと……。イマドキの若者には効きません。老人特攻です。こうかはばつぐんです。
インターネット老人会と一口に言っても、内部にもある程度の世代差はあるわけで、黎明期にに小中学生だったか、大学や社会人だったかで、見てきたものが違うはず。
おれに刺さったのは、第2話で登場するアルコールソフトの在り様。
そこらの民家の一室みたいな畳敷きの部屋に、机並べてパソコン置いてる。昨今の「ITオフィス」からは程遠い垢抜けない開発室。黎明期のソフトハウスって、こういうの多かったんだよ。
作中は1992年だが、このアルコールソフトはまさに80年代の零細ソフトハウス。
社長が「てんちょー」と呼ばれていたが、アルコールソフトがパソコンショップであることに起因するのだと思う。お店だから「店長」
いまの感覚だと、ゲームにしてもビジネスソフトにしても、開発会社と販売会社は別物という感じだが、昔はなんというか曖昧だった。個人商店に毛が生えた規模のパソコンショップが、パソコンの小売りの副業にソフトも組んでついでに売る。もしくはその逆。
中学生のマモルがメインプログラマー張ってたが、これもわからんでもない。
さすがに中学生はアレだけど、メインが学生バイトだったり、社員が高校中退だったり、そういう会社を実際に見た(一緒に仕事した)組めるヤツが正義。
作中、畳に寝袋で寝てたけど、アレ、リアルではダンボールだよ。またはイスを並べて器用に寝る。ある意味、畳敷きは理に適ってるかもなあ、リノリウムの床は固いし冷たいしw
PC-98が前面に出てきてるのは時代を思えば必然の流れなんだけど、
この書体!
この画面!
とまあ、そういう感じで、90年代どころか、80年代の残滓さえブッ込んで、ニッチなところを容赦なく狙い撃ちしてくる。老人特攻なアニメなのです。
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