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2024年01月02日13:28

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自宅で観た映画(男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎、クリード 過去の逆襲、デルタ・フォース)

正月休みの3本レビュー。

1/1(月)
「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」(1981年)
主演 渥美清 松坂慶子 
監督 山田洋次 
U-NEXTで鑑賞。
シリーズ27作目。
瀬戸内海の小島で寅さんは、松坂慶子演じるマドンナと出会う。
それから大阪に来た寅さんは、大阪で芸者をしてる彼女と再会。
仲良くなる2人だが、マドンナが幼い時に行き別れた弟を再会させようと寅さんはするのだが…
この作品の主なロケ地が大阪。私の地元なんで知ってる場所が次々と出る。
寅さんの泊まってる旅館が通天閣のある新世界で、今住んでる所の近くだし、
寅さんがマドンナと行く東大阪の石切神社は以前住んでいた所のすぐ近くだし、
道頓堀や昔行った事のある生駒山の宝山寺など、知ってるロケ地が続々出るのが嬉しい。
今回は悲しい内容だった。
寅さんはマドンナの行き別れの弟と再会させようとするのだが既に亡くなっていたくだりは、泣かせる。
そのショックで夜中に寅さんのいる旅館の部屋へ押しかけて、一緒に寝てとせがむマドンナだが、いつものように相手が出来ない寅さん。
その後に芦屋雁之助演じる宿の主人が「女性にはカッコ悪くても強引に行かなあかんで」
と寅さんに助言するのだが、
その助言が当たってたかのように、その後に板前と婚約してたマドンナ。
マドンナの告白で一気に元気がなくなる寅さんだが…
いつもならマドンナの事を忘れて、また旅に出るけど、その旅に行った先がマドンナが結婚した板前のいる対馬で再会して終わる。
思うんだけど、それだけマドンナに未練があって好きだったんだなぁと奥手な寅さんにはヤキモキする。
ちなみに松坂慶子演じるマドンナの死んだ弟の職場の同僚役が冷泉公裕で、ウルトラセブンのペロリンガ星人登場回にフクシン君役で出てた人。
その松坂慶子はダリ―に寄生される少女役と、セブンのゲスト繋がりだと思った私だった。

「クリード 過去の逆襲」Creed III(2023年)
主演 マイケル・B・ジョーダン 
監督 マイケル・B・ジョーダン 
Amazonプライムで鑑賞。
アドニス・クリードは現役引退して家族との幸せな生活を送っていた頃、
彼は少年時代の兄貴的な親友デイミアンと再会する。
プロのボクサーとの素質がありながらも刑務所生活で出来なかったので、デビューするチャンスを欲しいと頼まれる。
ロッキーシリーズのスピンオフから派生したクリードシリーズも3作目。
1と2は劇場で鑑賞してレビューも書いてますが、本作は未見でこれが初鑑賞。
今回の対戦相手は、少年時代に兄的な感じで世話になったかつての親友デイミアン。
引退したクリードより年上でプロとしてどうか?なレベルだが、何とかレビューさせようと思った矢先に、
現役チャンピオンのチャベスの対戦相手ドラゴ(ドラゴの息子)がある男に暴行されて入院送りに。
急遽デイミアンがチャベスの対戦相手になり勝ってチャンピオンになる(かなり反則気味な内容で)
でも、実はデイミアンの仕組まれた罠で、ドラゴを暴行した男はデイミアンに指示された事だった。
兄のような親友の裏切りに、彼を倒すべく現役復帰して対戦するクリード。
内容的にはかつての親友に裏切られ、その復讐のように燃えるクリードと劇的な内容は良かった。
本編見てて凄く気になったのは、スタローン演じるロッキーが全く出ないどころか触れられない?
クリード3作目で、そろそろロッキーから独立したい?と監督も兼ねた主演のマイケル・B・ジョーダンの気持ちも分からんでもないが、
何かね、無かった事のようになってるのが腑に落ちない。
せめてクリードがデイミアンに裏切られ、育ての母も亡くなって失意のどん底の所で1シーンだけでもロッキーが助言を与えるような所があればなぁと思う。
この本作自体は悪くはないけど、やはりロッキーシリーズから見続けてる私からすれば寂しくもあった…

「デルタ・フォース」The Delta Force(1986年)
主演 チャック・ノリス リー・マーヴィン 
監督 メナヘム・ゴーラン 
Amazonプライムで鑑賞。
アメリカの旅客機がアラブ系のテロリスト集団にハイジャックされる。
パイロットの危険信号を察知したアメリカ陸軍は、急遽対テロ部隊デルタフォースを送り込み人質救出作戦が実行された。
以前にこの3本レビューで「デルタ・フォース2」のレビューをしたが、その前作も久々に見たくなりレビュー。
初鑑賞はどこの劇場か忘れたが86年公開当時に見た。
この頃のチャック・ノリス作品は「野獣走査線」や「テキサスSWAT」は見た事あり、
彼の新作という事で見たが、彼の出演作の中では一番の大作。
前半はハイジャック物の緊張感あふれる静かなサスペンス劇から、後半は畳みかけるように大アクションシーンの連発と一気に派手になるという構成が面白い。
チャック・ノリスを始めデルタフォースの指揮官役リー・マーヴィンなどキャストは豪華な顔ぶれ。
シェリー・ウィンタースやジョージ・ケネディが出てる時点で某パニック超大作の雰囲気を醸し出すし、
そのジョージ・ケネディにロバート・ヴォーンやボー・スヴェンソンが出てたら、角川の大作映画「復活の日」を思わせる。
テロリストのボス役が後にタランティーノ作品で再注目されるロバート・フォスターの悪役ぶりもまたいいと、豪華な顔ぶれでより大作感が増す。
前半ではおとなしめなチャック・ノリスだが、後半のテロ集団との戦闘シーンでは、
ノリス大暴れ!
チャック・ノリスの魅力を余すところなく見せるのが最高!
特に印象に残るのはバイクアクション。
前方後方にミサイルやマシンガンを装備した特殊なバイクで、007に出てきそうな秘密兵器というより日本の特撮ヒーローが乗ってそうな雰囲気。
常に敵の前に仁王立ちして、いきなりミサイル発射するノリスの最強感。
敵ボス相手には武器を使わず素手で、格闘技の応酬で叩きのめす姿はスカッとする。
チャック・ノリス主演だから勧善懲悪なヒーロー物的な感じもする。
ただ、ラストは彼が目をかけてた1人の隊員が殉職して悲しむ姿には哀愁を感じる。
何よりもこの作品を盛り上げたのもアラン・シルヴェストリ(バック・トゥ・ザ・フューチャーやプレデターなど)の軽快でノリの良いテーマ曲が最高♪
本編にこの曲がよく流れるもんだからワクワクさせる。
一度聴いたら頭から離れない程に良い意味で中毒性のあるカッコいい曲だ。
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