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2024年01月01日11:45

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自宅で観た映画(男はつらいよ フーテンの寅、新・男はつらいよ、男はつらいよ 寅次郎と殿様)

年末年始の正月になると見たくなるのが寅さん!
毎年恒例となった「男はつらいよ」シリーズから3本レビュー。

12/30(土)
「男はつらいよ フーテンの寅」(1970年)
主演 渥美清 新珠三千代 
監督 森崎東 
U-NEXTで鑑賞。
シリーズ3作目。
寅さんはある女性とお見合いするが、その女性は寅さんの顔見知りで夫から逃げた身。
寅さんはそんな彼女と夫の仲を戻し、とらやで盛大な宴会をするが、その費用は虎屋が出す事で、おいちゃんや博と大喧嘩して飛び出し、旅先の湯の山温泉の美人女将に惚れて番頭になってしまう。
山田洋次が脚本のみに回り、森崎東が監督した本作だが作風は全く変わらない。
初期の作品はコメディ色が強めな印象がある。
冒頭から寅さんが見合いをするドタバタ劇。その相手は春川ますみで「トラック野郎」シリーズのジョナサンの妻役や「ウルトラマンレオ」の円盤生物編の居候先のお袋さん役のイメージがある(私の亡き母に似てるんで親近感がある)
実はタコ社長がやらかした嘘の縁談で、寅さんはあの真面目そうな博と殴り合いの喧嘩をするが、意外と博が強い(実は博最強説が?)
それでいつもの如く、旅に出て旅館の新珠三千代演じる美人女将に一目惚れして、番頭として働く寅さん(このパターンは何度もある)
結局はいつものようにマドンナに結婚相手がいて寅さん失恋…
まさに男はつらいよシリーズの王道パターン展開で、初期ならここから入っても十分イケる内容だ。
いつも思うんだけど、マドンナも寅さんの想いを気付かないのもどうかと思う(それがまた面白いんだけど)

「新・男はつらいよ」(1970年)
主演 渥美清 栗原小巻 
監督 小林俊一 
U-NEXTで鑑賞。
シリーズ4作目。
名古屋の競馬場で大穴を当てて大金をものにした寅さんは、
おいちゃんとおばちゃんにハワイ旅行へ連れて行くことになり、柴又の町の住民が派手においちゃんとおばちゃん寅さんを祝うのだったが、その出発当日に旅行会社の社長がその大金を持ち逃げしてしまった。
前作に続き、監督は山田洋次ではなく小林俊一(テレビドラマ版を手掛けた監督)
それでも作風はいつものように違和感はない。
初期の作風からか冒頭から、ハワイ旅行を巡ってのドタバタ劇は最高に爆笑!
多分、シリーズでは特に笑ったかと思う。
特に強烈なのはハワイ行きのために、オシャレしたおばちゃんのファッションセンスに爆笑!
これはもうインパクトあり過ぎで、こんなおばちゃんを見れるのもこの時だけか。
これで早くも寅さんは海外へ行くのかと思いきや、結局は大金持ち逃げされてパーに…
寅さんがこのあと41作目でやっと海外に行くけど。
それでとらやの面々と喧嘩して家を出た間に、下宿した幼稚園の先生である栗原小巻演じるマドンナにこれまた一目惚れ。
結局はいつもの如くフラれてしまうんだけど。
後半も悪くないけど、前半のハワイ旅行騒ぎから泥棒騒ぎのドタバタ劇がインパクト強くて、シリーズでもコメディ色は高い。

12/31(日)
「男はつらいよ 寅次郎と殿様」(1977年)
主演 渥美清 真野響子 嵐寛寿郎 
監督 山田洋次 
U-NEXTで鑑賞。
シリーズ19作目。
伊予大洲市に来た寅さんは旅館の隣の部屋にいる寂し気な女性を励ましたことで仲良くなる。
そして寅さんは落としたお金を拾った老人にお礼をした事で、屋敷に招かれてご馳走されるが、その老人は殿様と言われる程の由緒ある家の人で、死んだ長男の嫁を捜してほしいと頼まれて苦労するが、実はその女性こそ旅館で知り合った女性だった。
戦前からの大スター嵐寛寿郎演じる殿様がこれまたキャラが濃いくて、寅さんとのやり取りがこれまた面白い。
殿様が捜してる亡き長男の元嫁と結婚して、後を継いでくれての手紙までもらって、
本気でその女性と結婚する気満々の寅さん。
これまたいつものパタン―で、その女性は別に再婚相手がいたというオチ。
上手く行けば屋敷の主人で不自由ない大出世の生活が送れるはずだったのに…
ちなみに寅さんがお金を落として殿様と知り合うロケ地が、以前に旅行で行った大洲城。
寅さんがお金を勘定してる眺めの良い石垣辺りは来たのを今でも覚えてるほど。
また機会があれば大洲城に寄りたくなった。
また、出番は少ないけど特撮ファン的にはあの平田昭彦が出てた(ゴジラやウルトラマンやレインボーマンなど多数の特撮作品に出てる方です)
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