東京の会社で働いている息子がまた帰省してくれました。(我が家は札幌市です。)
今年3度目で、今回は何と13日もいてくれます。それはとても嬉しい事ですが、あえて言っておくと息子が比較的頻繁に帰ってくるのは、私たち夫婦がヨレヨレで介護のためではありませんよ。
かなりポンコツになって来ましたが介護とかはまだまだ無縁です。
それはまあともかくとして、「何か面白い話し無いか?」と息子に聞くと、「ちょっと頭が痛い仕事の話しがあるんだよね」と切り出しました。
話しによると勤務先の会社が大きな案件が取れるかもしれないとのことで、現在数社に天秤を掛けられているそうです。
先方は愛知県刈谷市のとんでもなく大きい会社のグループの一つです。
世間一般にグループ会社の一つ、子会社とか言うと「中小規模」が連想されることがありますが、この会社は所謂世間で言う大企業であり、さらに親(グループトップ)は「超」が付く世界的大企業なのです。
息子の勤務先の社長としてはぜひ取りたい案件だと思いますが、息子が打ち合わせの担当者になりました。
それは本人は由としているようですが、頭を抱えているのは今までオンライン会議をしていたのに、先方は「年明けからはぜひ対面でお話しをしたい」と言って来ています。
刈谷ならば日帰り楽勝ですから、もし金曜日の会議だったら名古屋とかに行って来れば?と話したのですが、息子が言うには先方のリクエスト内容は、
【会議に取れる時間は1回1時間、それを週に3回。これを数か月予定している。】
というものです。
ええ!と思いますよね。東京から刈谷の先方まで凡そ3時間くらいとすると往復6時間、しかも打ち合わせ時間は最高1時間まで。
それを週に3度!曜日は決まっていないので、月水金か月火水かなど分かりませんし、曜日設定は週により流動的になりそうです。
さすがに息子の会社の社長も「これはちょっと無いな。契約が確実に取れた後であればともかく、現在では複数社と天秤掛けられているんだから・・・」と顔が曇ったそうです。
そして現時点で出張は未定なのですが、先方に提示した条件は、
【全額往復交通費はそちら持ち。もし連続日での打ち合わせであれば宿泊費も全額そちら持ちであれば希望の打ち合わせに応じます。】
だそうです。
今月提示した条件なので回答は年明けになります。
相手の反応は未定ですが、数社天秤にかけているのですからどうやることやら、ということでしょう。
競合他社が名古屋とかだったら交通費自腹でも週に3度打ち合わせに行くと思います。
対面の打ち合わせは非常に大切であり、会わないと分からない事の方が多いのは事実だと思います。
しかし1回1時間上限という会議で本当に毎回対面にしなくてはいけないのか?と疑問です。
誰もが知る超大企業グループなのに今の時代こういう事を言うのがちょっとビックリでした。
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