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2023年12月21日23:03

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『リアリティ』感想

〜アメリカ国家機密リーク事件で逮捕された女性リアリティ・ウィナーのFBI尋問記録を、ほぼリアルタイムで完全再現。ニューヨークの現代演劇界で活躍する新進気鋭の劇作家ティナ・サッターが長編映画初メガホンをとり、裁判で公開された実際の尋問音声記録をもとに、主人公リアリティとFBI捜査官の心理戦を圧倒的な緊張感で描き出す〜
〜2017年、アメリカ。買い物から帰宅した25歳のリアリティ・ウィナーは、見知らぬ2人の男性に声をかけられる。彼らはFBI捜査官で、ある事件に関する捜査をしているという。気さくで穏やかな口調で何気ない質問を繰り返す彼らだったが、会話は徐々に不穏な空気を帯びはじめ、リアリティは窮地へと追い込まれていく。〜<映画.comさんより>

【リアリティ・ウィナー事件とは】
2017年、米国家安全保障局(NSA)の契約社員だった25歳のリアリティ・ウィナーが逮捕された。その罪状は<国家機密の漏洩>。ロシアのハッカーによる2016年アメリカ大統領選への介入疑惑に関する報告書をメディアにリークしたという衝撃的なものだった。「トランプ大統領誕生は、ロシア政府に仕組まれたものだった――?」トランプ政権を揺るがすそのセンセーショナルなニュースは世界中を驚愕させ、個人の情報漏洩罪として史上最長となる懲役5年の刑を言い渡されたリアリティは、一躍<第2のスノーデン>として注目の的となった<公式HPより>

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タイトルを見て「現実?」と思ったけど、主人公の名前が「リアリティ」だった。
まあダブルミーニングということで!?

ごくごく普通に始まる。買い物して、自宅へ戻るリアリティ。
するとFBI捜査官が表れて・・・ごくごく普通の質問をし始める。
平和そのものの住宅街に、CRIME SCENEの黄色テープが張られていく。

いきなり緊迫感が走ったのは、この瞬間。
捜査官「何かweapon(武器、凶器、兵器)は持っているか?」
するとリアリティは、3つの銃の名前を挙げていく(うち一つはピンクと黒という配色のもの)
えっ、えっ、えっ?なんか、やたら専門的だぞ。
そう、リアリティは元米空軍に所属していたんです。

※予告編
https://youtu.be/mXvF-cMUGj8

さすがにずっと尋問だけだったら飽きるよな・・・と心配していたら、そのあたりはしっかり工夫されていた。
音声データをそのままスクリーンに表示したり、紙データが黒塗りされていたり。
様々な物音の入れ方にも感心。
あと、双方ともども、リアリティのペットの犬と猫の心配をしていたのが、さすがアメリカって思ったり。

シドニー・スウィーニー、ちゃんと意識して観たのは、今作が初めてかも。
なかなか上手い。実力派女優になっていきそう。

まもなく公開終了かと。
配信でもいいかもですが、スリリングさを肌で味わいたいなら劇場へ。3.4☆
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