AC19:デーモン小暮閣下

テキストサイトでならした俺たち長文書きまくり部隊は、更新速度を落として𝕏に潜った。しかし𝕏でくすぶってるような俺たちじゃあない。ネタさえ通りゃ時間次第で何千文字でも書いてのける命知らず。不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、俺たち、特攻野郎ＡＣ部！（アドベント・カレンダー部の略）


■俺とデーモン小暮閣下

高校のとき敬虔な悪魔教信者の友達がいて、聖飢魔IIを布教してくれた。もうこのころにはデーモン小暮閣下は写ルンですのCMなどですっかりお茶の間に浸透しており、したがって俺は「蝋人形の館(1986年)」のころのギラギラした悪魔を知らない。
実際のところ「不思議な第三惑星」みたいな曲もあるので、あまりギラギラはしていなかったのかもしれない。わからない。

さらにその後すぐ、1999年の年末をもって聖飢魔IIは予告通り地獄に帰っていってしまった。どうせ世紀末なら2000年までやってほしかったし、1999年なら７の月に解散してほしかったと思った。2000年が新世紀の始まりでないという暦法の失態のせいなので仕方がない。この失態については昔書いた。
https://onesideflat.net/dlog.php?NUM=1452902512

そういうことで、この項目を「聖飢魔II」でなく「デーモン閣下」個人とした。なぜならデーモン閣下について俺はもう、Ｅテレ0655が受験生応援シーズンによく流す「toi toi toi」で突然本人映像に切り替わることで視聴者にデーモンリアリティショックを起こす人として認識してしまっているからだ。


ところで、ハンサムとして生まれてしまった人間はモデルや俳優などの職でそれを生かすことが最低限のハンサマナーだと言ったのは畔寒痼さんだったが、優れた歌唱力を持つ人はその美声を活かすべくカバーアルバムを作ってほしいと考えているのが俺です。

その点閣下はドすげえ歌唱力を持っているので、なんと「ヒットチャート１位をとった女性ボーカル曲しばり」という節操があるんだかないんだかわからないカバーアルバムを出しています。ヘヴィメタで鍛えた高音域を活用しまくっている。

これはプロジェクトが成功したら明らかに世界が滅ぶプロジェクトＸ。（2010年7月の日記で触れそこねたやつ）

閣下が「そばかす」をカバーして「カエルちゃんも ウサギちゃんも 笑ってくれるの」と歌い上げる様を聴きたいやつは各種サブスクしてくれ。それは生贄では？
https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mll6A1OmO-fIrDFv9IEXIW_m43uYRBM-c