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2023年12月18日12:46

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『シチリア・サマー』感想

〜1982年、初夏のシチリア島。16歳のニーノと17歳のジャンニは、バイク同士の衝突事故をきっかけに運命的な出会いを果たす。育った環境も性格もまったく異なる彼らはひかれあい、友情は激しい恋へと変化していく。かけがえのない時間を過ごす2人だったが、彼らのまぶしすぎる恋はある日突然の終わりを迎える〜<映画.comさんより>

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実在の事件を基に映画化。
私、予告編はちゃんとは見てなかったので、ラッキーだった。だって、いきなり結末言ってるし〜。

文字通り、衝撃的な出会い(バイク同士がぶつかる)をするジャンニとニーノ。
ジャンニは母親と義父と暮らしていて、義父のバイク修理店を手伝っている。
ジャンニはどうやら、かつて、矯正施設にいたらしい(おそらく同性愛者を矯正する場所)
周囲の住民はその事を知っており、ジャンニは常に偏見にさらされ、からかわれている。
ニーノの父親は花火師で、ニーノも時々、手伝っている。
家族は明るく良い人たちで、ジャンニにも当初は優しくしてくれるものの・・・ジャンニがゲイだと知ると、ニーノを守るために、ジャンニを遠ざける。

いくつかの場面の心理描写で花火が使われいるけど・・・ややありきたり感。

※予告編
https://youtu.be/2f-SdQ5Kfc0

本音ではなかったと思うけどニーノが放つ「あんなやつ、知らない」がしんどい。
ニーノの親族の一人「秘め事にしていれば100年だって続けられる」

銃の音で始まり、銃の音で終わる。
この地では、ウサギを仕留めること=男らしいということらしい。
(そのウサギ=ニーノ&ジャンニだったということか)

脚本が・・・ちょっとイマイチかな。
一番の問題は「つなぎ」。どうにもギクシャクしてる。
もったいぶって(!?)、ジャンニの過去のことや、父親のことをしばらく説明しないことに、ちょっとイライラ。

しかし、その時代はまだ、そんなにも、同性愛者は毛嫌いされ、生きにくい時代だったのか。
事件のあとの動きバッド(下向き矢印)
〜愛し合う2人の若者の命が奪われたその事件は当時のイタリアを震撼させ、今日までイタリア最大規模の団体として活動を続けるLGBTIに関する非営利団体“ARCIGAY(アルチゲイ)”が設立されるきっかけとなった〜<公式HPより>

まあ、平均点っていう感じでした。3.4☆
5 4

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