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2023年12月16日16:33

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宇都宮ライトライン①

今年もあと半月。11月の栃木・関東遠征の
旅を。

11月2日（木）、有休を頂き京都を6時47分ののぞみで出発し、
東京でなすのに乗り継ぎ、宇都宮着10時11分。
烏山線に乗り継ぐために、駅員さんに改札口で確認したところ、
「今日は日中は計画運休です。15時過ぎまでありません」
といわれガックリ。

気を取り直して、烏山線の後に予定していた宇都宮ライトラインに
乗ることにしました。

75年ぶりの路面電車の新設開業として話題になった宇都宮ライトライン。
宇都宮駅東口にターミナルがあります。
開業に合わせて駅前広場も整備され、複合商業ビルもできる等、
面目を一新していました。

東口に入るには急カーブです。

宇都宮駅東口駅ホーム。黒がシックかつスタイリッシュな
感じ。駅ごとに、立地した場所にちなむ名所や名物の写真
パネルが設置されていました。

雷の町宇都宮のイナヅマをイメージした黄色い車体。
流線形で、国内の次世代型トラムの中で一番欧州風に
近い印象でした。

保育園の先生が子供たちを連れてライトライン見物。
電車が通ると、子供たちは歓声をあげていました。
平日の午前中ですが、ホームは僕の同業者だけでなく、地元の老人や
主婦といった一般客でいっぱいでした。
開業で話題になり、一目乗ろうとする人が多い印象でした。
宇都宮市が公共交通利用促進で補助出していることも大きいですけどね。

10時46分発の芳賀・高根沢工業団地行き電車で出発。
満席でしたが、進行方向右側のクロスシートを確保。

運転席うしろ。

東口広場を急カーブで曲り、鬼怒通りを進みます。
駅東公園前駅付近までは、マンションやビルが立ち並ぶ新市街地と
いった感じです。ポートラムの富山駅北付近に似てます。

宇都宮大学陽東キャンパス駅を過ぎると、田園も見えてきて郊外の
雰囲気に。
そして専用軌道にはいる、車庫が見えると運転上の拠点、平石駅に
到着。

折り返し電車もある平石駅は2面4線。
ライトラインは将来的には快速の設定も検討していますが、日中4～5本の
過密運転だから追い越しは不可欠。それを見越して私鉄型の
2面4線スタイルの駅にしたわけです。

平石駅からは農村風景。古い農家や鎮守の森の前を最新鋭のトラムが
颯爽と走り抜けるのは不思議な感じです。
平石中央小学校駅を過ぎると、鬼怒川を越えるための高架線に入ります。

堤防上の一般道路との立体交差に、増水被害を避けるために、かなり高い
位置にある鬼怒川橋梁。