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2023年12月14日17:07

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ミスター・ノーボディ(1973)(Il mio nome è Nessuno / My Name is Nobody)

<ウィキペディアそのままだけれど、ややネタバレ> 

派手な逸話を持ち西部で名を馳せ、無頼で無敗の早撃ちガンマンのジャック・ボーレガードは功名心狙いで追われる日々と高齢を理由に足を洗い、ヨーロッパで静かに余生を送ることを決意。過去に取りそこねた報酬を奪い戻すため西部を放浪しつつ、ヨーロッパ行きの船に乗るため、ニューオリンズに向かう。

その道中、ジャックの前に西部の何処にでも居そうな陽気で若い風来坊の男が現れる。彼は自らをノーボディ”誰でもない”と名乗り、ジャックの最期をこの目で見届けたいと付きまとう。

ジャックはノーボディに付きまとわれた末に、大物のジャックを亡きものにと追いかける150人のワイルド・バンチを単独で迎え撃ち、苦もなく撃退。先を急ごうとするもノーボディはどこまでもついて来る。そして2人は遂に最後の対決を迎えることになる。

芝居の決闘に敗れたジャックは表向き死亡扱いとされ、今や過去の人となったジャックは密かに船上の人となりノーボディに送る手紙を綴る。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)より)





<2023年11月25日 録画鑑賞>

 日本でも少し前に公開された(実際は2021年の映画)、”なめてたオヤジが実は最強でした”系の映画「ミスター・ノーバディ」と、邦題が似すぎなのですが、中身は全然違います。今回の映画は、ヘンリー・フォンダ演じる伝説のガンマンと、彼にひたすら憧れる若い男テレンス・ヒルの話です。ジャッキー・チェンの「香港国際警察 new police story」みたいな。でも、ヘンリー・フォンダに付きまとうからと言って、サイコな男なわけではありません。お調子者で、多少変わったところがあるとはいえ、結構な実力者で、どこまでも純粋にヘンリー・フォンダに憧れているだけなんです。ヘンリーは、伝説のガンマンゆえ、どこまでも挑まれる。また、恨みを買っている場合もある。今でも腕は衰えていないとは言え、もうかなりの年輩。どこかで引退しなくてはなりません。でも、負け戦で幕を閉じさせたくないんですね、テレンスは。それで、あらゆる方法で彼に近づき、長年かけて練ったであろう作戦を遂行するわけです。

 今見ると、造りや映像が古いのでわかりづらいところもあるのですが、話は大雑把に把握していればまぁ見れるし、ヘンリー・フォンダはやっぱり渋かった。私は映画を見始めたのが遅かったので、ヘンリー・フォンダをよく知らなくて、息子ピーター・フォンダがすでにおじさんでした。でも「ゴーストライダー」の悪魔がカッコよくて、「イギリスから来た男」でも立ってるだけでカッコいい上に、監督のピーターに対する愛がだだ漏れしていて、ちょっと憧れたものでした。「イージー・ライダー」はよくわからなかったけれど。今見ればわかるかな。

 ともかく、古い作品でしたが、見れてよかったです。しかし、テレンス・ヒルって知らなかったなぁ。あんまり日本に作品が入って来なかったのかもしれませんね。私が不勉強なだけかもしれませんが。
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