■“異次元の少子化対策”「大学無償化」案に厳しい声 高校生世帯“税優遇”は縮小か 扶養控除は縮小の方向
(TBS NEWS DIG - 12月12日 19:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7671938
大学も予備校同様に、アンケートがあります。
人事に利用しないという建前を、文科省が明確に打ち出しているようですが、それは、聞こえてきません。
すると、当然ですが、レベルを上げると学生がついてこれなくなるから、レベルを下げるという現象が起きます。
だから、やっていることのレベルは下がり、日本の国力も下がります。
(できないやつは留年させ、上位10パーセントしか理解できない講義をするのは、厳しいです。あそこは、卒業できないという噂が立つからです。一時は、上智大などがそれをやりました。しかし、時代は変わっています。東京外語大ですら「留年が多い」と文科省にしかられます。外語大は、語学のエキスパートになる上位半分が国の宝。ビリはというと…たとえばヒンディ語のビリが、朝岡香辛料に就職するなど。どうでもいいです。進級率を増やして上位の学力を下げたら、本末転倒もいいところです。)
大学で学んだ知識を直接、仕事に活かさずに専業主婦になる人も、子育てなどの形で日本の国力を支えています。
大学に入る人は、
名門校に入ったり、良い教授がいる学校に入ったりしたいという人と、
漠然と大学に行きたい人がいますが、後者のレベルは、競争がない状態ですから下がる一方ですね。
ここで、クイズとアンケート。
1 年収一千万円の人の手取りはいくらでしょう。
700万円程度と言われています。
社会保険や健康保険の掛け金もありますが、その受益分を引いても200万円ほどは社会に貢献しているでしょう。
2 みなさんの知り合いの、一千万円程度もらっている大卒のサラリーマンで、親に200万円、仕送りしている人はいますか?
いないでしょうね。
だから、勉強ができる大卒を作り出すことの受益者は、親ではなく、社会です。
受益者負担。
お金以外にも、優秀な大卒はいろいろなことに貢献しますが、
お金だけに絞っても
親が子どもの学費を払うという制度は、そもそも、おかしいのです。
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