死神

「死神」というとどんな者を想像するでしょうか？
黒い衣装を纏って、草刈り鎌を持った者が立つ
タロットカードのイメージでしょうか？
　
　
私は、怖そうな絵柄なのに、
手に持つ物が、草刈り鎌で、
決して戦闘に適した道具ではないことに
違和感を感じてます。
　
つまり、
彼の手にしているものは、武器ではない。
ということです。
そのところは、きちんと、
注目しておかないとならないと思っています。
　
タロットカードの死神には
「命の収穫をしに来る者」
という象徴が与えられています。
人が生きてきた収穫を収めるのが
死ぬ時だからです。
　
死神のタロットカードは、
死ぬ時が来た！
命の収穫として何を納めますか？
と、私の人生の収穫について
尋ねています。
　
それともう一つ、
重要な意味合いが隠れていると思います。
それは、これから訪れる
重要な未来予知です。
それは、終了の予知です。

一般に、死期を予知しますが、
それは、必ず当たるとは限りません。
それこそが、実は、
死神の仕事の本質に当たるところなんです。
　
　
ほとんどの人が、
死神を怖れてしまっているようですが、
死神は、本当は天使です。
死神は、怖い存在ではありません。

ただ単に、未来の世界から来た予言者。
というだけの存在かもしれません。

未来から来たという者たちは、
これから起こることを語ります。
巷では、2025年7月が注目されてたりしていますが、
そこを死期として命を収穫されていく人もいるでしょう。
それは、彼らの語る枝葉の情報に過ぎません。
　
彼らのもう一つの、
重要な役割は、
命を吹き替える事です。
　
「吹き替える」ということが
どういうことか分かりますか？
　
あくまでも、
予知は予知でしかありません。
　
死神はそこで終了するタイムラインの未来から来た訪問者で、
そのことを、告げてくれる天使です。
　
私たちが、命を吹き替える事で、
未来のタイムラインを替えてしまうことで、
彼らは、寿命を削り、
あるいは一瞬にして、姿を消すことになります。
　
未来の彼らの生きていたタイムラインが、
私の未来のタイムラインからなくなることで、
彼らは存在できなくなるのです。
　
それは、
私がこれから生きていくタイムラインが
大きく変わってしまう事で起こります。

そう、彼らは、
私たちの生き方に忠告を与える事を
自分の命と引き換えにしてやっているのです。

つまり、
未来からの来訪者は、
みーんな、姿形は草刈り鎌を持っている姿をしていなくても、
死神と同じ性質を持った者達なのです。
　
　
私が、今ここで、全ての命の尊さに、
ハッと気づいて、生き方を改める事で、
この世界の未来のタイムラインは大きく替わり、
予言された未来、予告された死期と、
大きく違う世界を見ていくことになるのです。
　
別の未来のタイムラインに生きていた死神は、
自分の命を私に託して、消えていくのです。
私の未来のタイムラインには
存在できなくなるのです。
　
そして、私が、
日々、刻々と
命の収穫をし続けるのです。
命って、素晴らしいな！
命って、ありがたいな！って、
収穫し続けるのです。