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2023年12月08日05:54

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入門書を見て本編を読んでみようか

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 遊びの本読み世界では受け止め方もいろいろだ。思わず身を乗り出して真剣に読み耽る書物がある。親の仇かと思うほどの熱の入れよう。飯を投げ打ってでも没頭だ。こんなのはそうないが、お釈迦様、論語関係ではある。もしも目の前に女優さんでも裸足で逃げ出すほどの絶世の麗人が表れ性格も良ければどうするかね。
 大多数の本は気楽に目を通すものが圧倒的多数だ。今朝は、おちゃらけで「最強の世渡り指南書」をパラパラめくった。井原西鶴の著作を面白く簡単に解説だ。日本永代蔵、好色一代男から抜粋という。江戸時代と古くの時代にマイミクさんが良い話を書き楽しく読んでいる。少し昔を見直した気分だ。親しみが湧いた。で、本書にも抵抗なし。世之介の話は男女だが人情を知るのにはよかろうて。やはり当世の金持ちになった人を書いた「日本永代蔵」が興味を強く引いた。江戸時代でもアイデアと実行で人生を開いた人が多数なのだと。一例を挙げたい。 和泉国あせあせ(飛び散る汗)間寺の観音様は、何と参拝者に金を貸した。名前も聞かずに。で翌年には倍にしてお金を返しに来たのだ。あるとき山っ気のある男が声高に「借銭一貫文」と頼んだ。現代にすれば約33,000円だという。お寺は躊躇するもここは貸し倒れ覚悟で貸した。男はこの金を持って江戸に。そこの魚獲り親父に「縁起の良い観音様は御宝だ。」と銭つきのぼりを売った。大変な評判を産んだ。やがて十年後には一万貫近い金を返したという。
 京都の大吉良縁おみくじ付きお菓子を彷彿とさせる。「日本永代蔵」は現代文約を県立図書館で借りることにしてる。こんな楽しみが^_^。


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