mixiユーザー(id:12923117)

2023年11月19日10:23

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『私がやりました』感想

〜「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をめぐって3人の女たちが繰り広げる騒動をユーモアたっぷりに描いたクライムミステリー〜
〜パリの大豪邸で有名映画プロデューサーが殺害され、新人女優マドレーヌが容疑者として連行された。マドレーヌはプロデューサーに襲われて自分の身を守るために撃ったと供述し、親友である弁護士ポーリーヌとともに法廷に立つ。正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチは裁判官や大衆の心をつかみ、マドレーヌは無罪を勝ち取ったのみならず、悲劇のヒロインとしてスターの座を手に入れる。そんな彼女たちの前にかつての大女優オデットが現れ、プロデューサー殺しの真犯人は自分だと主張する〜<映画.comさんより>

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内容的にわざわざスクリーンじゃなくてもいいような気がしたんですが、楽しめたので結果オーライ。

難しいことは、全くありません。
何も考えなくても、どんどん提供してくれて、すいすい進みます。

脚本の良さに気づいてきたのは、後半。
イザベル・ユペールが登場してからの展開。
登場人物の絡ませ方とか絶妙。上手い、上手い。

オデット「あなたが殺したんじゃないのに、犯人となって、無罪となって、注目されて、スターになるなんて、そんなのズルい。本当の犯人は私なのに」
マドレーヌ(かポーリーヌ)「でも、あの事件はもう終わってるわ」
オデット「じゃあ、何か別の事件をちょうだい」

はっ?へっ?ほっほっほっ。面白ぉおおお。

※予告編
https://youtu.be/JgWarYGJfxI

しっかし、イザベル・ユペール、働くなぁ〜。
『私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?』もまだ公開中だというのに。
今作では、肩の力を抜いて、犯罪人を軽やかに華やかに怪しげに演じておられて、はい、最高でした。

イザベル・ユペールのインタビューカラオケ
「コメディの場合、攻撃性のあるキャラクターは面白味があって物語を味わい深くする役割を持っているから、そんな役を与えてもらえてとても嬉しかった」
「きっと観客の多くはコメディ映画の撮影現場はみんなで和気あいあいと気楽にやっていると考えていると思うけど、実はコメディって一番集中力が必要なの。技術的な面でいえばドラマ作品を演じるほうがずっと楽だったりする。でも私は演技で難しいと感じたことは無いから、今回も大変なシーンなんてなかったわ!(笑)」
https://eiga.com/news/20231108/5/

ポーリーヌのセクシャリティが少し気になったな〜。

エンディングも上手くできてます。
衣装は艶やかだし、美術も凝ってる!
テンポよくすすみ、マイナス点はまるでなく、気軽にさくっと楽しめる作品。4つ☆

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