〜パリ・オペラ座バレエ団でエトワールを目指すエリーズは夢の実現を目前にしたある日、恋人の裏切りを目撃して心が乱れ、足首を負傷してしまう。医師から踊れなくなる可能性を告げられた彼女は、失意の中で新しい生き方を模索しはじめる。そんな折、料理のアシスタント係の仕事でブルターニュを訪れた彼女は、世間から注目を集めるダンスカンパニーと出会い、独創的なコンテンポラリーダンスが生み出される瞬間を目の当たりにする。誘われて練習に参加した彼女は、未知なるダンスを踊る喜びと新たな自分を見いだしていく〜
〜パリ・オペラ座のバレエダンサーとして活躍するマリオン・バルボーが映画初主演〜<映画.comさんより>
感想、遅れたぁあああ〜。結構好きだったから、短くても、書いておかねば✍
セドリック・クラピッシュ監督作品は、とりあえずいつも押さえておきたい。
原題は『En corps』=「肉体」
英題は『Rise』
で、パリはそんなに出てこないのに、この邦題
内容は上記
のとおりです。
エリーズの家族なんですが、母親は早くに亡くなっています。
エリーズは久しく父親に「愛してる」と言ってもらえてなくて、それを寂しく思っています。
コミカルなパートは、整体師のヤンと料理人のロイックが担当。
緊迫感あふれるダンスシーンの合間に、良い息抜きタイムとなっています。
何よりも印象に残ったのが、主役エリーズを演じたマリオン・バルボーの肢体の美しさ。
なんて、しなやかなの!彼女の体そのものが芸術
「バレエは天に浮かように飛ぶ感じ。で、コンテンポラリーは地面をつかむ感じ」
何気に好きだった箇所
・エリーズとサブリナがそれぞれのアパートのバルコニーにいて、互いに見えている状態でスマホで会話してるとこ
・ブルターニュで3人が普段着でバレエ踊るとこ
※予告編
https://youtu.be/TKHm5DsELjk
エリーズも加入したカンパニーのダンスがクライマックス。
客席には父親の姿。終演後、劇場の前で父と娘が一言二言言葉を交わし、その後ハグ。
言葉は聞こえませんが、観客は、父親が何を言ってるかがわかります
その後外に出たら・・・白いチュチュをまとったバレエダンサーがずらり。
うわぁあああ〜素敵ぃいい。めっちゃ綺麗だった。圧巻。
思っていたよりも、数倍楽しめた。
ダンスシーンも良かったし、嫌なシーンがまるでなくて、優しい心持ちで、ずっと観ていられた。3.8☆
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