「つくる体力」

ひさびさのデッサン会。
今日は体力あったんで、いろんな描きかたにチャレンジできた。
数年前となりで描いていたおっちゃん、見かけないなと思ってたらなくなったことを今日知った。

デッサン会は合評も指導もないので、ほんとに気ままにかけます。
でも、素人が「好きに描いて」てもたかがしれてる。
おっちゃんはわたしと一緒の「線で描くタイプ」だったんだけど、ほんとにぐちゃぐちゃっといい雰囲気の絵を描いてた。
横からじっと見てたら「一本しゅっと線を引くんじゃなくて、いろんな線を考えてみてん」と言われて、それでおっちゃんの真似して手法を変えた。
その年のデッサン会のときは「うまくなったねえ」って言われた。
ほとんと「おっさんダジャレ」ばっかだったけれど、一番気があったかも。

今日はおっちゃんを思い出して、「ぐじゃぐじゃ線」の絵をいっぱい描きました。

きちんと描くには根気がいる。
そして、なにかを産み出そうと思うと体力がいる。

文章だってそうです。
ちょっとだるいと、もうなにも書きたくなくなってしまうんだよね。
描きはじめるとあっというまなんだけど。

それを考えると体力ってすごく大事。
わたしは年をとっていくと「ものを作るエネルギーが減っていくこと」がすごく心配だったけれど。
エネルギー量は減っても「なにかを作ること」はより一層心のよりどころになってるなって感じることは多いです。

問題は体力だな。