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2023年11月03日18:07

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オペレーション・フォーチュン(Operation Fortune: Ruse de guerre)

 「キャッシュトラック」「リボルバー」などで組んできたガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムの5度目のタッグ作となるスパイアクション。

英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンは、100億ドルで闇取引されている「ハンドル」と呼ばれる危険な兵器をを追跡・回収するミッションを遂行することに。MI6のコーディネーターであるネイサン、毒舌の天才ハッカーのサラ、新米スナイパーのJJとチームを組んで行動をスタートさせたフォーチュンは、能天気なハリウッドスターのダニーを無理矢理任務に巻き込み、億万長者の武器商人グレッグに接近する。しかし、次第に闇取引の裏に隠された巨大な陰謀が明らかになっていく。

主人公フォーチュン役をステイサムが演じ、サラ役をオーブリー・プラザ、JJ役を「ジェントルメン」にも出演したバグジー・マローン、フランチェスコ役をジョシュ・ハートネットがそれぞれ担当。武器商人グレッグ役は「ジェントルマン」「コードネーム U.N.C.L.E.」などのガイ・リッチー作品に出演してきたヒュー・グラント。(映画.comより)





<2023年10月14日 劇場鑑賞>

 結論から言います。期待したほどではなかったです。私の中では、ガイ・リッチーのピークは「ロックストック & トゥースモーキングバレルズ」ではなかったかと思っています。ピークと言うには初期すぎますが、あの作品は本当におもしろかった。でもそれから後の作品はあんまり印象に残ってないです。「キャッシュトラック」は「ジェイスン、ボスって呼ばれてるなぁ」と妙な感動(?)を覚えつつ、わりと楽しめましたけれど。あとガイ・リッチー作品では「シャーロック・ホームズ」は好きかな。

 今回も、常連のジェイスンが主演です。彼の演技は素直でいいですね。性格の良さがにじみ出てると言うか。ハリウッドの人気スター役でジョシュ・ハートネット!彼を久しぶりに見ました。若い頃は日本にもよく映画が来ていたように思うのですが。で、ジェイスンは敏腕エージェントで、なんなのか得体が知れないけれど、なにか重要なものを奪還するよう命じられるわけです。最近、こういう設定が多いですね。とりあえず「重要なもの」と知らされるだけで、具体性のないものの奪還を命じられると言うパターン。で、それがわりと古典的なものだったりする印象です。

 今回は話全体がゆるい感じがしました。ヒュー・グラント演じる”影の大物”も、なんか変なやつで、普通のハリウッドスター、ジョシュ・ハートネットに執着してるかと思いきや、他人の彼女(もちろん女性)に手を出すのが趣味だったり、しかもそれが露骨で、女性の予定を聞いた途端に自分の予定を変えたり。彼がそばにいるのに。なんかよくわからん奴でした。

 ジェイスンがスカウトした黒人さんのメンバーが、寡黙だけどやり手でカッコよかったです。ちょっと「ジョン・ウィック」最新作で、最後までジョンと一緒だったスナイパーを想起させるような。パグジー・マローンって言うんですね、覚えておかないとです。ハッカーの女性が、もっと目の覚めるような美人だったらよりおもしろかったかも。個人的には、エディ・マーサンと「ソウ」のケイリー・エルウィスが出てたのが、うれしかったです。

 ガイ・リッチーの次回作に期待します。
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