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2023年10月26日15:52

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また漫画家が早世

『花ざかりの君たちへ』作者が死去、世界が追悼 台湾・韓国でも実写ドラマ化で「悲しい」「安らかに」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7612104
「才能ある方が逝ってしまうのは寂しいですね」って言っている場合じゃない。
心臓の病気が何なのか分からないがアニメーターや漫画家のような創作に携わる人々が病気で早世することが多すぎる。

この人も50歳、私も52だが漫画家を目指した者としてはこうやって近い年齢(妹と同じ年)の人が早世してしまうなんて惜しくて仕方が無い。もちろん少女漫画系は読んだことはない。しかし、夢を途中で諦めた人にとっては代わりに頑張っているという気がしてならない。そういう自分よりも才能がある人々がこうやって亡くなっていくことに背景を考えたくなる。

何度も書いていることだがまず漫画家と言う立場が「個人事業主」という立場なので、出版社の下請け的な立場で、簡単に言うと弱い立場。漫画家を目指す人は多いからどんなに人気作家でも「代わりが効く」という目に見えない圧力の中で仕事をしている。
(全部が全部そうとは言わないが容易にその立場の弱さが想像できる)

作家は読者からの応援があると(それは良いことなのだが)無理をして頑張ってしまうことも多い。病気が進行していても健康診断も受けているのか?人間ドックに入ってちゃんと調べているのか?時間が取れないこともあり健康問題が疎かになりがち。)

少なくとも出版社はそんな作家に対して時間を取って健康問題に関わるとか、休息の時間をちゃんと取ってもらうなどの配慮も必要だろう。
心臓に問題があっても描き続けていたのだとしたら、昔の無理が祟って寿命を短くしたのなら出版社も関係ないでは済まされない。

そして個人事業主は作家として仕事が出来ていた時期は良いが、その間の社会保障費の支払いが上手くいっていないと高齢になって一文無しということもある。
寿命を削って描き続けた挙句、老後は野垂れ死ぬ自由で放置ではあまりにも酷い話だ。
読者にいろいろな影響をもたらした作家が(特に中堅以下)人知れず死んでいく。
このケースはそうではないが、社会的には「夢を追い求める美しさ」を熱弁する傾向にあるが実際はその結果どうなろうとも知らない、というわけだ。

しかし、夢を追いかけて成功した人までこんな最後を迎えるとしたら人生って何だろうと思う。漫画家は長い年月、寝る時間を削ってほとんど座りっぱなしで作品に向き合い続け休みもない。それは本当の意味での幸せとは言えないのではないか?

世界中のファンの人々はよく考えて欲しい。漫画家はかなり過酷な環境下で執筆しています。売れれば良いがあまり売れない作家でも優秀な作品を描いている人は多い。その人たちが辿る果ては不幸な結末ということもある。
もう少し描いている側の生き方にも思いをはせて欲しい。
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