「いろりあん別館 さくら・さくら」の朝。雨が降っていないっ!w
昨夜は23時頃に寝落ちして、夜中の4時頃に目覚めてしまう。せっかくなので24時間入浴可の源泉掛け流し温泉で朝(?)風呂。
昨夜は浸かるだけだったので身体や頭も洗い、じっくりと入浴。ほわわわわ〜ん……
で、7時過ぎくらいまで二度寝してから朝飯。例のペヤングのヌードルと調理パン。ペヤングのヌードルはざっくりチキンラーメン系の味だったw
荷物をまとめ、出発の準備を整えてからニチアサの義務を済ませ9時過ぎにチェックアウト。
チェックアウトの手続きは本館の温泉旅館「いろりあん」で。って、ルームキー返却するだけだけど。
いや〜正直、思っていたよりも全然快適な宿だった!こっち方面走る時はまた利用させていただこう!
思うに、女性専用の素泊まりの宿として低価格ながら小綺麗な施設に源泉掛け流しの温泉と、ちょっと気合い入れてみたけれど実際問題スキー場に一人もしくは女性同士で素泊まりで泊まりにくるお客さんというのはそうそういなくて、経営が成り立たずに男性専用に趣旨変えしたとかなんだろうか?知らんけどw
今日の目的地は野沢温泉に決めた。
宿を出て直ぐの国道253号(ほくほく街道)を西に向かって国道117号を左折してそのまま道なりに1時間弱か。ま、のんびり行きましょう。
途中、「魚沼スカイライン」なんて看板が出ていたのでちょっと寄り道してみる。狭路の舗装林道っぽいクネクネ道。少し上った展望駐車場まで。
こりゃあ良い眺めだ!正面辺りが八海山?左側が昨日越えてきた枝折峠や奥只見方面かな。知らんけどw
盆地と山がこんなにクッキリハッキリと分かれるものなんだな。正面のスキー場が昨日泊まったムイカスノーリゾートって所かな?知らんけどw
ここで折り返して国道253号に戻ったけど、後でルート見返したら魚沼スカイライン全線抜けて野沢温泉方面に向かう手もあったな。また機会があれば試してみよう。
国道253号、気持ちよいワインディングがけっこう長い距離スノーシェッドに覆われてたりとかが新鮮。雪国なんだな〜!
国道117号に入ってからは割と単調なルートになるけれど道幅も広くて流れも良い。途中、コンビニ休憩や給油を挟んで……
国道117号沿い「道の駅 野沢温泉」に11時半頃。なんか偶然誰もいない様な写真になっちゃったけど、実際は観光客やツーリングライダーでけっこう賑わってますw
ここで母や職場へのお土産と……お!岡本太郎デザインの「湯」の字モチーフの野沢温泉ステッカー!なんだこれは!買うしかないじゃないか!
ついでに、小腹を満たす用に温泉まんじゅう(単品)と野沢菜入りチーズパンを買ってトップケースに放り込んでおいたんだけど結局、横浜に戻るまではこれしか口にしなかったというツーリングあるあるw
んで、道の駅から実際の野沢温泉まではまだ6kmくらい走るというねw
お、昔スキーや高校時代の友人とツーリングで来た懐かしの景色が見えてきた!そういや記憶を紐解いてもXJ6で来た覚えがない。TMAXの時には間違いなく行ったから……かれこれ15年振りくらい!?
今回目指すお風呂は、野沢温泉14番目の共同浴場……というか野沢温泉史上初の有料日帰り入浴施設?!
Google先生のナビで長崎や尾道にも負けない細くて急な坂道をトコトコ……見えた、ここか!
駐車は禁止らしいので場所だけ確認して中央ターミナル駐車場でも使おうかと思っていたら、オートバイと自転車は入口脇に駐輪OKとの事!オートバイで良かった〜と思う瞬間であるw
「麻釜温泉公園ふるさとの湯」。外観は他の共同浴場とイメージを合わせたレトロな木造建築風。入浴料は大人500円!神奈川の銭湯の大人料金と同じ。リーズナブル!
脱衣所からガラス越しに中の様子が見える。タイミングよく誰も入っていなかったので失礼して一枚。
手前が43〜45℃くらいの「あつ湯」、奥が41〜42℃くらいの「ぬる湯」。そして小さめの露天風呂。露天はさらにぬるめで40℃くらいかな?長湯が出来てちょうど気持ち良い湯加減だ。
もちろん全ての浴槽が源泉掛け流しのアルカリ性の単純硫黄泉。やはり硫黄の香は「はぁあ〜、温泉入ってるぅ〜!」って気分にさせてくれるw
シャンプー、ボディーソープ、シャワー付の洗い場もしっかり完備。
歴史と伝統の13の共同浴場はほとんどが脱衣スペースと浴槽だけだし、宿泊客でもないのに無料(寸志)で利用させていただくのもちょっと気が引けるし、場所によっては駐輪場所で悩んだりするしw
うん!「麻釜温泉公園ふるさとの湯」オートバイ駐輪できて野沢温泉にもちゃんとお金落とせて、気兼ねなくゆっくりと野沢温泉の名湯を堪能できてと良いこと尽くめ!
ふぅ……風呂上がりに地元産(?)のオブセ牛乳で一息。ついでに岡本太郎デザイン「湯」文字入りの手ぬぐいを購入。なんだこれは!
ついでにアクエリアスのペットボトルを買ってトップケースに放り込んで、「道の駅 野沢温泉」で買った温泉まんじゅうを食べて糖分補給して野沢温泉を後に。
さようなら野沢温泉!やっぱ野沢のお湯は気持ちいい!きっとまた来るよ!……って、なんで野沢の町やスキー場を見下ろしてるのかって?
それは奥志賀林道(奥志賀公園栄線)に入ったからw
野沢スキー場のゲレンデを越えて、志賀高原まで約60kmにも及ぶ舗装林道!TMAXの時以来だからやはり15年くらいぶりか!
野沢温泉スキー場でも最も標高の高い場所にある(?)上ノ平ピクニックガーデン。
奥志賀林道は完全舗装で路面もほとんど荒れていない。極端なクネクネもなく奥只見湖の樹海ラインに比べればはるかにのんびり快走ルート。基本山の峰の上を走り続ける感じで絶景ポイントも多く開放感も高い。
普通のロードスポーツでも何の問題もなく走れるコース。ジクサー150なら……爆速だろうなw
うっすらと紅葉が始まってる個所もチラホラあり、当初の目的だった紅葉狩りも一応果たせた感じw
それにしても……この寒さはちょっと想定外だな!(外気温2℃だったかな?w)
この時はハンドルカバーなしでタイチのレーシンググローブ。あまりの寒さにグリップヒーターは最強にしておいたんだけど、志賀高原から渋峠の日本国道最高地点を越える辺りでは殆ど役立たずで指先が凍えてきた……
そんな状況の中で白根山の殺生河原は観光の乗用車がノロノロ運転だし、草津方面は渋滞表示だった筈……
あ、もうこれ無理!寒さで死ぬw 有料でもいいから万座ハイウェー下ろう!お、こっちは順調に流れる……って、嬬恋のドライブインみたいなトコ閉館中かよぉ〜!?
あぁ……トイレ行きたい……温かい缶コーヒー飲みたい……
結局、料金所のトコにあった簡易トイレを利用。そこに立っていた自販機であったか〜い缶コーヒー買って指先を温めるという昭和からの古式ゆかしい手法を実践w
ったく、極寒の中でのハンドルカバーのないグリップヒーターはコタツ布団のないコタツだな!w
国道144号を八ッ場ダム方面に向かい(八ッ場ダム初めて走ったな)、国道406号で高崎ICまで。けっこう楽しげな峠道だったけど三連休効果か渋滞とはいかないけど常に四輪車が前を走る形で我慢エリアに。小雨もパラつきはじめたので休憩も取らずにひたすらトコトコ。
関越自動車道の上里SAで本格的に休憩。野沢菜入りチーズパンをやっとここで食べるw
関越自動車道下りは、ここ上里SAから先はざっくり終点まで断続的に渋滞……面倒くさいな〜とは思いつつノンストップで一気に走り抜ける。とは言っても東名や中央に比べると渋滞でもはるかに走りやすいので楽チンw
関越抜けた頃に燃料計が点滅し始めたけど、これなら帰宅までは充分持つな。
関越ルートの帰路とかじゃないとなかなか寄る機会のない第三京浜保土ヶ谷パーキング。
2日間で約600kmか。帰宅前に予備燃料は空にしときましょ。一本いっとく〜?w
世にも珍しい(いやそこまでか?)そばうどんとラーメンまである「松屋」で肉そばと牛丼のセット。……あれ、今日初めてのちゃんとした外食だったw
ふぅ……よく考えたら2日間通して青空が見えていた時間は5時間もなかった気がするけど充実したツーリングであった。
やはり1泊ツーリングはいい!そして、温泉はいい!
(おわり)
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