アセンションに必要なプロセス

アセンションするためには、
必要なプロセスがあるようです。
　
それをすっ飛ばして、
どこからか宇宙人が現れて、
自分を掬い上げてくれる。
なんてことは起きないでしょう。
　
　
　
自分自身が経験して納得してないと、
魂は次のステップには行けないからです。
　
アセンションは、必ず、
自分自身で起こさないとならないのです。
　
　
仏教の最初の、
事の起こり、
仏陀の最初の想いは、
　
周りはどうでも、
自分をなんとかしようよ！
周りの状況がどうであっても、
自分自身に戻って、
自分の内側を幸せにしようよ。

っていうものであり、
それが、
初期の仏教でした。
　
　
自分の内側を幸せにすれば、
この世界も幸せになるんだから、
周りに流されないの！
自分が幸せで居られる方に、
自分を変えていくの！
それが、悟りの入り口だよ。
っていうのが初期の仏教の教えであり、
それを汲んでいるのが
上座部仏教、パーリー仏教です。
　
　
　　日本では、上座部仏教を、
　　小乗仏教という言い方でバカにしてきたけれど、
　　実は、上座部仏教の方が仏陀の原典に近い仏教なんだよね。
　　逆の視点から見れば、
　　大乗仏教は、下座部仏教と言われて然るべき仏教です。
　　そもそも、上座部仏教の教えを
　　下流に流した教えなのだから。
　
　
　　キリスト教が興されて、
　　インドにキリスト教の教えが伝搬されてきて、
　　自分だけが極楽浄土に行ってしまい、
　　民衆を置き去りにして行ってしまうことに
　　罪悪感が残り、疑問がもたらされました。
　　そして、仏教を信奉する人々の中で、
　　民衆を救うキリスト教の考え方を取り入れて、
　　仏教は、大乗仏教に形を変えました。
　
　　自分だけが悟れれば良い！
　　ってことに、疑問符が付けられ、
　　それで、
　　インドではキリスト教は流布されず、
　　代わりに仏教が大乗仏教に形を変えて
　　流布されていくことになりました。
　
それは、
必要なプロセスだったんです。
その流れは、
私たちに私たちが辿らなければならない
必要なプロセスを示しています。
　
　
自分と、
自分の外側で起こることは、
無関係ではありません。
　
だって、自分の外側で起こっていることは、
私自身を鏡で見ているに過ぎないのだから、
　
そのことを認識するのに、
自分の外側に関心を向ける
というプロセスは必要だったんだよね。
　
　
自分以外の周りに起こることが、
自分が起こしていることと認識して、
それを起こしている人々のことに
関心を持って、関心を抱いて、
うまくいくようになって欲しい！って、
思ったところで手放して、
自分の内側に戻ってきて、
自分の中の暴君や悪魔を宥め、赦して、
自分の内側を平和にする。
　
そういうプロセスがない限り、
他の人々を顧みることなく
自分だけが極楽浄土に入る。
なんてことはできないのです。
　
　
実は、
その繰り返しを、
しっかり、していくことが、
誰にとっても必要な
人生の旅をゴールに導く秘訣だったんです。

それが、
自己実現を
早く可能にする秘訣だったんだよね。
　
　
誰かのものを奪ってでも、
自分だけが得すれば良い。
って所から、
関心を外側に広げて行って、
自分以外の他の人々も
なんとかしてあげたい！って
いう慈悲の心を抱き、
その先で、
自分の無力さを悟り、
そこから、自分の内側に潜って行って、
自分の心の中を平和にするの！
　
自分だけが得しようとしても、
鏡に映る私の世界が奪い合いを起こし、
私は奪い勝っていたとしても
私は心穏やかになれないし、
損得勘定で、与え続けていても、
奪われ続けることを体験してしまう。
相手を自分の理想を押し付けて
換えようとしたら、
反感持たれ、反発されるだけ。
　
そこで、自分の内側に戻り、
外側で観せられている世界が自分の中にもあって、
自分のその部分を癒していくの！
　
その繰り返しが、早いか、遅いかだけの違いなの。
滞らせることなく体験し、悟ることができるか？
早ければ、早く実現するし、
遅ければ、時間がかかる。
　
　
理想を早く実現させるには、
独りよがりに、
自分の欲望を
願うだけではダメ。
　
きちんと、敵対してしまう障害になっている
嫌な奴、嫌いな奴の想いも満たせるように
慈悲の心が発動できるようにした上で、
自分の内側に戻り、
自分自身を癒す必要があるの。
あらゆるものを自分が如く、
愛せるようになる必要があるの。
　
　
自分の外側で起こっていることは、
自分の写し鏡。
自分だとは思えていない自分に対して、
それは自分自身だったと想いを馳せられるかどうか、
そこが鍵になる。
　
そして、
自分とは思えない嫌な奴さえも、
慈しみ、慈愛して、
救いの手を差し伸べられる処に
自分を持っていくの。
　
でも、
外側からその人を変えようとしても
変えることはできない！って気付かされる。
そこから自分に戻ってきて、
自分の内側にあるそういう自分自身を癒し慈しむの。
そして、自分の中の嫌な奴を赦すことができた時に、
新たなステージに立つことになるの。
　
　
それがセットになって起こってこないと、
アセンションは起きないのよね。
　
　
　
願いを唱え続けていても
願いは叶えられない。
　
周りを変えようと
働らき続けていても、
願いには届かない。
　
その想いを自分の中に落とし込んだ上で、
自分自身の心を癒してあげるの。
　
その体験、プロセスがあって、
アセンションに至れるようになっている。
　
上座部仏教だけでは足りなかったものを、
民草をも救いたいという大乗仏教の想いを持って、
自分に戻って来て、
自分の内側を癒すことで、
成就するようになってるの。
　
この世界は、
自分を映した鏡の世界。
ホログラフィー。
　
　
　
私、私たちは、
体験し、そこにある理を悟るために
ここで生きてます。
　
だから、アセンションするには、
そのプロセスが不可欠なんです。
　
私、私たちは、
私、私たちの魂が
望んでいることを体験しています。
　
その魂が、
受け止めて欲しい、
理解して欲しい、
と思っていることを、
受け止め、理解して、
私、私たちは、
ようやく、次のステージには上がっていくの。
　　
自分の魂が何を求めているかは、
一人一人が、自分の内側に潜っていって、
自分自身で受け止めるしかないので、
　
ここから先は、
あなた次第。
　
　
今、
私、私たちに起こっていることは、
私、私たちの魂が、
受け止めて、理解してもらいたいことがあってのこと。
そのことを踏まえて、
私、私たちは、
自分の魂に応えていかないと、
ならないの。
　
その魂の願いを聴き、
受け止めることができるかどうかで、
次にどういう時代を体験するかが
替わっていくね。
　
今、
私、私たちが迎える未来の
枝分かれする重要局面を
迎えているよ。