「ジャニーズ事務所、田辺エージェンシー、石原プロモーション、電通、博報堂、 義兄弟盃の記録」Youtubeでアップされて検索数もうなぎ上りだけれど、こんな映像が出てきたからにはもう地上波は一度ガラガラポン!して出直さない事にはしょうがなくなるんじゃないかな。日頃政治の問題なんかに対して既得権益がどうのこうのって言ってるテレビが実は一番既得権益ありきの世界だったってことでさ。
今のテレビ番組がつまらなくなった理由は二つあって、文句やクレームを極力避けようとするコンプライアンスの問題、そして減り続ける予算の問題。ってよく言うんだけど、本当のことを言わない地上波のダブルスタンダートぶりってのが、このネットの発展で皆に知れ渡っちゃったていうのも大きいと僕は思うけどな。
OECDの加盟国で電波オークションを実施してないってのは日本だけだっていうんだろ。とっくにオワコン化している新聞業界の下請けでしかない地上波のテレビ局にはもう退場してもらって、テレビは有料化して視聴者がお金を払ってでも見たいって思うテレビ局しか生き残れないって方にしたほうが、よっぽど健全で面白いテレビになるんじゃないのかな。
もちろんNHKもその自由競争には加わってもらう。それは嫌だっていうのなら今のぼったくりの受信料は半分以下にして、要らないドラマやバラエティ部門は廃止して公正な情報提供だけに特化してほしいね。今まで紅白でジャニーズもダシにして音楽の世界を支配してきた罪はしっかり償ってもらわないと。
ともかく去年の夏に安倍元首相が暗殺されてから、それが直接の原因ではないだろうけど、何らかのきっかけになってることは確かで、この国のおぞましいとしか言いようがない部分がどんどん露わになってきていると思う。この機会をいい方向への転換点にできるかは、この国の大きな岐路になってると思うな。
なんて大袈裟に考えてみる。
今週の映画は「アラビアンナイト 三千年の願い」(監督:ジョージ・ミラー/出演:ドリス・エルバ、ティルダ・スウィントン)を観ました。「マッドマックス」シリーズの鬼才が、イスラムの説話集「アラビアンナイト」をモチーフに撮りあげたファンタジー映画。
前半の寓話の部分はきらびやかでグロテスクな映像も実に素晴らしかったが、後半の現代になってからの部分で大分失速しちゃった感がある。
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