ロシアがウクライナに侵攻してから1年半が過ぎた。
よく持ち堪えていると言うべきか、米欧が味方についていながらロシアごときにいつまで手こずっているのかと言うべきかはわからない。
問題は地球温暖化が地球沸騰状態になりつつある中で戦争なんかやっている場合ではないということだ。
洪水、旱魃が人類が経験したことのない規模で頻発して住む場所を奪われ食料危機も発生しつつある。
中国による台湾問題や海洋進出も気になる。
ただ最近わかったのだが、中国が急激に国力をつけたのは農村部の非効率的な農業従事者が効率的な都市部の工業へと移行したためであって、これは日本の高度成長期と似ていて、それによって経済が一度成長成熟してしまえばやがて成長は鈍化するものなので、過度に景気が加熱すると鈍化も急激に起き、バブルが弾けるような状態となる。
事実、行き過ぎた不動産投資などにより中国経済は急激に衰退を始めている。
経済の衰退は国力全体に影響を及ぼし、世界的な地位としても低下する。
そうなれば先に経済の成長成熟を遂げている欧米と否が応でも協調しなくてはならなくなる。
これはインドにも言えることだ。
ヨーロッパ各国は環境問題に積極的に取り組んでおり、中国も足並みを揃えなくてはならなくなるはずだ。
残る問題はアメリカ自動車産業が環境に良いEVへと移行すると大量の労働者が失業するということだ。
このEV移行はバイデン氏が推進しているので労働者の反感を買っている。
トランプはEVなんか造らずにずっと化石燃料自動車を造り続けようと言って支持率を上げている。
こんなトランプがまた大統領になったら地球はもう取り返しのつかないことになる。
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