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2023年09月27日13:01

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大忙しの九月

　「高野豆腐店の春」　　　講座「写真と映像を見る」　　　　「お茶湯（ｵﾁｬﾄｳ）」

さてさて　九月も残すところあとわずか
今月は敬老の日やお彼岸もあって　特に忙しかった

　　　

「高野豆腐店の春」（9/14）
　　　　　京都から来県して介護職１１年　初めて沖縄に降り立ったのが九月
　　　　　だと聴いていたので　そんな彼女の労をねぎらって映画に誘った

　　　　　＜春＞とは　春夏秋冬の春では無く　娘さんの名前だった

　　　　　私は今年　たまたま再放送の時代劇TV「かぶき者　慶次」（201
　　　　　5）を見てから　すっかり藤達也さんのフアンになった　藤竜也さ
　　　　　んも　そして　今回の「らんまん」にも出演している中村葵さん
　　　　　も　お二人と今よりずっと若々しくて・・・(笑)

　　　　　昭和の　子供の頃を思い出させる痛快時代劇だった　

　　　　　慶次がお茶を点てて敵方をもてなし　この茶碗の絵は何でしょか？
　　　　　と尋ねる客人に　慶次は〝かすみでしょうか〟と応えて　二人が梅
　　　　　を眺めるシーンがとても印象だった　

　　　　　昼行燈のようでもあり　ひょうきん者でもある慶次には　もう一つ
　　　　　弱みがある　それは　奥方に問われ気まずくなると〝ヒャッ！〟と
　　　　　目を丸くして　可愛い

ひゃっくりを出す慶次!!

　　　　　この映画でもﾈ　娘の春とのやりとりの中で　一度だけ　そんなシ
　　　　　ーンが出て来たので　思わず「かぶき者　慶次」を思い出してし
　　　　　まった　

　　　　　いざとなったら命も惜しまず戦う勇ましい慶次でしたが　この映
　　　　　画では　寡黙ながらユーモアある市井のお豆腐屋さん役だった
　　　　　
　　　　
　　　

「写真と映像で見る市のうつりかわり」（9/17）
　　　　　市の住民となってから12年　興味があって参加した
　　　　　
　　　　　わが市では　数年前から古い写真の提供や収集が始まり　折々企画
　　　　　展でも市民に紹介されt来た　近年　特に全国的に　昔の古い写真や
　　　　　映像・口述記録のデジタル化の保存が進んでいるという
　　　　　特に　地上戦があった沖縄では　他県より各自治体での

アーカイ
　　　　　ブが充実されているそうだ
　　　　
　　　　　この日の　主催：文化課講師の方は那覇の方だと言う事だったが　
　　　　　最後に一老人の住民から　意義ある仕事だからこれからも頑張っ
　　　　　て下さいと激励されていた

　　　　　帰りはどしゃ降りの雨

　運動靴を乾かすのに三日を要した

　　　

トンボ畑のオーナーさんに「お茶湯（供茶）」(9/23)
　　　　　懐かしいトンボ畑のオーナーさんが亡くなって　早くも一年
　　　　　共に野菜を作り　池のトンボを追っかけたり　蝶の観察をした楽
　　　　　しかった数々の思い出　感謝しても感謝しつくせぬ思いがある
　
　　　　　コロナが感染五類に移行したこともあり　遅ればせながらではあ
　　　　　ったけれど　やっと先日　オーナーの遺影に追善の為の「お茶」
　　　　　をさし上げる事が出来た

　　　　　　　　写真は私が撮ってあげたもので　奥様のお気に入りだ

　　　　　茶道で言う「お茶湯（ｵﾁｬﾄｳ）」とは　茶筅で抹茶を点てる事は
　　　　　せず　すくった抹茶を入れるだけで　泡立てる事はしません　
　　　　　我が家でもお盆の時だけは　なぜか？　白湯の茶碗の中に緑茶を
　　　　　ﾁｮｯﾄつまんでパラりと　湯飲み茶わんに落とし入れるだけ
　　　　　姑お婆ちゃんが生まれた時からの　しきたりらしいです
　　　
　　　　　お供えした花は＜ダイサギソウ＞　
　　　　　
　　　　　　　　　花言葉は　

夢でもあなたを想う

　　　　　今　沖縄名護の田んぼあたりでは　渡り鳥のコサギ・チョウサギ
　　　　　・アマサギがエサ探しをしている姿がみられると云う

　　　　　和菓子は　小学六年のお孫さんが選んでくれた＜月兎＞　
　　　　　あしらわれている絵は

お月さんと兎　

　　　　　　　オﾎﾎ・・・　私のしたことが
　　　　　　　　「お菓子の正面を仏様に向けるのを間違えた!!

　　　　　仏壇の前に座してお茶を上げた後　家族と共に一礼をし　私は電気
　　　　　ケトルの前に戻り　皆さんに順番に抹茶を点てて飲んで頂いた　

　　　　　沖縄では〝うさんでーさびら〟と言う言葉があるが　仏様へのお供
　　　　　え物ものを共にいただくと言う意味　お茶の世界で言う「ご相伴さ
　　　　　せて頂きます」と同じ精神性のある　沖縄の方言です

　　　　　仏前にお供えするお茶湯は　＜台天目台＞に＜天目台茶碗＞を
　　　　　のせるるのが大方のやり方ですが　その後皆で飲む茶碗は自由

　　　　　　　　私がこの日選んだ薄茶茶碗は

＜芒にうずら＞の絵　

　　　　　鶉は渡り鳥だそうで　一緒にお線香をあげた夫が言うには　丁　　　
　　　　　度この日の朝　ラジオで話題となっていたそうだ　

　　　　　私がこの茶碗を選んだ理由は　うずらは　古来日本画等でも秋の
　　　　　代表的な渡り鳥であるばかりではなく　この地　埋立地にまだ原
　　　　　っぱが沢山あった頃には　可愛い鶉の姿がよくみられたという話
　　　　　を聞いていたからだった

　　　　　　いつだったかな　トンボ畑のオーナーとも話した事がある

「島グワ」の葉が黄色くなって　ハラハラと散ってきた