千人つか　在大阪市旭区生江３丁目　城北公園北端　淀川左岸堤防際　

千人つか 碑文:

CE1945年6月7日潮岬方面から飛来せる敵重爆B29の大編隊による空襲により民間人数万人が殺され、河川敷に避難していた女学生らを敵戦闘機P-51が執拗な機銃掃射を浴びせ殺害した身元不祥の千数百人の遺体が有志市民の手により疎開家屋の廃材を以ってこの地に於いて荼毘に付された。

鬼哭啾々、荼毘の黒煙は三日三晩絶える無し。

CE1980年五月五日　後世正亮記



以上、碑文の事実記載はそのままに、他は割愛して、 ｱﾘ が知る事実を加筆し抄録を作った。

以下は ｱﾘが事実を補う。

この6月7日の大阪空襲をしたのはｻｲﾊﾟﾝ･ﾃﾆｱﾝの米重爆部隊で、P-51は伊江島、もしくは、硫黄島の米戦闘機部隊と思われる。最高責任者は米人LEMAY Curtis。意図せる民間人殺害は当時に於いても戦時法違反である。

東海軍管区に於いては、そのため、非軍事施設を爆撃し民間人を殺害した罪で米重爆乗員を法に則り処刑した。敗戦後、第十三方面軍・東海軍管区司令官たりし岡田資氏はCE1949年9月17日に59年を一期とされ法務殺された。

岡田資氏は法華経に造詣が深く、戦勝国による復讐の為の裁判を法戦と位置付けされ、無差別爆撃が国際法違反であり、犯罪人を処罰するのは正当な行為であると論じ、同様に戦犯裁判の被告として訴追された部下は自分の命令に従ったのみと米重爆搭乗員を法務殺した責を一身に負い、戦勝国により法務殺された。


この種の報復劇裁判では部下を庇い、部下の中から法務殺された被害者を出させなかった稀有の司令官であった。




まとめ:
本稿は碑の前に左膝を付き、20分位で一気に、撮影・碑文の抄録などを作成し、投稿したものです。投稿を了えて立ち上がろうとしたのですが脚が痺れていて、左膝をついていた箇所には汗のシミが残っていました。碑文を理解し、投稿したいと言う思いが余程強かったのでしょう。


死者の声を伝えたい、と思いました。微志を汲んで下されば仕合せです。


最後に一言申し上げます。


昨今の国際情勢に鑑み、本稿が指摘した米軍の空爆により数十万人の民間人が殺されており、当時の戦時法に照らしても違法です。

しかし、だからといって今、反米・反米軍感情を抱くのは本邦の安全保障上も本邦人にとり短慮に過ぎ、危険であると言わざるを得ません。

そのような感情は、中共・北朝鮮・ロシアを利するものです。また、本邦を仮想敵国と見做す国・集団なら、反米・反米軍感情を煽る事により自国の利益を追求します。これは国と国の間では常識的な事です。

空襲被害を考える時、本邦と対立関係にある国や集団の利益に利用される事の無いように、この点だけ、一層のご注意をお願いします。