CDのライナーノーツより
田家秀樹 誤解を承知でいえば彼には誰もが知っている突出した「ヒット曲」はないと言っていい。
ゴールデンボンバーの鬼龍院翔
カラオケで歌い続けられているだけで「年間100万円の印税が入ってくる」
音楽の世界はサラリーマンの世界より何倍も理不尽だ。才能と成果が一致しない事のが多いようだ。
自分の人生にとって宝物のような選曲は、お墓の中まで持っていきたいアルバムになりそうだ。
1曲1曲について述べていると原稿用紙が何枚あっても足りないな。
自分よりファン歴の長い先輩方は[DISC-1]に触れるだろうから、自分は[DISC-2]の曲順に注目したい。
[DISC:2]はアルバム「夢の島」の曲から始まる。
この時代からレコードでのリリースが皆無になり、CDのみの発売に各社横並びとなる。
「コンパクトディスクだから 音がいいでしょこの楽曲ロマンチックだねぇ」
という歌詞がサンプラザ中野にあるが、何故かこの時代はCDのが音が良い なんて言われて誰も反論しないのだから、よっぽど浮かれていた時代だったのか。
世間はバブルらしかったが、自分は風呂なし4畳半1間TV無しの部屋で、休日は小山卓治の曲ばかり聞いて過ごした。
部屋に固定電話もなく 遠距離恋愛の彼女には カード電話の赤い数字を気にしながら連絡を取る日々。
そんな時代をまるで走馬灯のように回帰させてくれる
1.Once
2.P.M.11:11
3.夏の終りに
4.前夜
5.成長
の流れ
これと並行して
俺たち夫婦にも 子供が宿り 大切に育ててきた。
思い返せば「冒険が始まる」みたいな心境だったのだろう。
田家秀樹さんはラジオでこの並びを「成長3部作」と語っていたような。
旨い例えだ。
2011(平成23)年3月11日午後2時46分日本観測史上最大規模の地震
この出来事も卓治の詩の世界に大きく影響を与えたようだ、
10.世界はすばらしい
11.ハヤブサよ (南相馬の友たちへ)
自分は何していたのかな? 昔の事はあれだけ記憶にあるのに
最近の事のが思い出せない(笑)
14.君が本当に欲しいもの-2023-
今年の1月のトリビュートライヴの時に参加されたファンの方々のコーラスとともにレコーディングされたもの
当日現場に参加した自分は「仲間くんは声が大きいから、一番後ろに下がって」なんて名指しされましたよ(笑)
最後にこの作品のリリースにあたり、ご尽力されたSONY担当者、素敵なジャケット写真を撮影されたカメラマン、その他多くの関係者の皆様に抱えきれないほどの思いを伝えて、長過ぎるレビューを終わりにしたいと思います。
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