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2023年09月19日17:58

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お婆ちゃんが、お花の「先生」になった日

　　　　　　　　　　　　ダイサギ草：(9/19 17:58 )

令和五年九月十八日（2023年）「敬老の日」
この日は　我が家の姑お婆ちゃんが

お花の先生になった日だった

　　　たまたまこの日は　私の「漆教室」の稽古日

やっと　蛤の内側に金箔を張り付ける所まで来たので　休む訳にはいかず　夫に
協力してもらい　夕方お婆ちゃんちで落ち合う事にした

「敬老の日」なのでﾈ　「漆教室」の出席者は三人だけ　つい最近座間味島に出
張して来たと言うAさん　島はヨーロッパ人観光客でいっぱいだったという　

　　　金箔貼りは難しくて　次回補修することになった

お婆ちゃんちに着いてみると　夫は「鯛のアラのお汁」を作り終えたところ　
私も大急ぎで下準備に取りかかっていると　隣人の出水さんがやって来た

　　　手には　奇麗なお花の

＜アレンジメント＞の篭花
　　　　　　可愛いメセージ入り＜バルーン＞も付いていた

さっそく　お礼を言って　私達がプレゼントした（気持ばかりの）ピンクの胡
蝶蘭の鉢の手前に飾ってあげた

夕飯の献立は　お婆ちゃんが好きな「お刺身」人参と玉ねぎたっぷりの「マー
ボー豆腐」「チーズの入りメンチカツ」「茄子とオクラの和え物」など

　　　デザートは　北海道の「スイカのゼリー」
　　　沖縄は今　デパート・スーパー共＜北海道物産展＞開催中

四人で　ビールで乾杯！
〝お義母さん　もっともっと

元気で長生きして下さいよ〟と

　　　久々の

ビールは　美味しかった

最後　台所を片付けて居間に行ってみると・・・　お婆ちゃんは何やら　し
きりに　右へ左へと＜アレンジメントの花＞を回して眺めていた

　私は〝このリンドウ　もしかしたら岩手の安代町の花かも知れないですよ
　　秋の風情でいいですね　ピンクと紫がきれい～！〟と　言うと

　じっと見つめていた姑は「この真ん中の紫（りんどう）が暗いさー」と言う

　鬼嫁は負けてはおれぬ？と　〝お義母さん　隣のピンクの花と同じじゃ目立
　たないでしょ〟と諭すと　お婆ちゃんは　尚も　紫の竜胆を指さして　

　　　

「低いさあー!!」と　反撃の

一矢

私達は大笑い　
夫は　花屋に行って教えて来たらいいよと言ったので　また爆笑

むずむずしている様子が手に取るように分かったので　私はついに〝お義母さ
ん　お祝いに頂いたお母さんの物だからﾈ　自由に生け変えてもいいんじゃない
〝と云うと　

　　　すぐさま飛び出た　お婆ちゃんの言葉は「ハサミ!!」