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2023年09月19日09:18

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元々のコンセプトが違う

なぜ「サイゼ」は好きなファミレス1位なのか 専門家が指摘する「安さ」だけじゃない理由
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=7566978
私は30年前に千葉の商工会議所で会員として関わったことがあり、私の勤めていた会社の社長がサイゼリヤの社長や会社の運営方法を支持していたのでいろいろと聞かされていた。

しかし、良い面、悪い面ある。

サイゼリヤは90年代の前半ですでに日本では珍しい成果主義を取り入れたいた。

入ってすぐの人でも能力があれば即、店長だ。その代わり店長となっても成果が上がらなければ明日から降格という厳しいもの。当時はもっと野心的な人も多かったのでそれに魅力を感じていたかもしれないが、これも行き過ぎた結果、2000年代のどこかで叩かれることになる。今はどうなっているか分からない。人手不足が続く中そんな強硬な会社運営は現実的でない気がする。

ただ、会社が持っている元々もコンセプトには注目すべき点があり、当時敷居が高かったイタ飯を手ごろな値段で食べられ、イタリアの食の豊かさを日本でも広げるためだった。

30年前に聞いた時には画期的と思った。当時はそんな考えでレストラン運営をしているチェーン店は無かったからだ。その当時からレストランチェーンは江戸幕府のような縦社会で、改善も改革もなされない役人的な構造が一般的だったので入って飯を食おうという気も起らなかった。

知っている人は少ないと思うが、いまでこそ当たり前な「ドリンクバー」もサイゼリヤ初だ。ナイフやフォークが一つの入れ物で始めから机に置かれているのもサイゼリア初。
いちいち店員を呼んで注文していると時間が掛かって仕方が無い。飲みたいドリンクはすぐに飲みに行き、何度でも行ける。しかも人件費を掛けないから安く提供する。

当時のファミレスは飲み物も注文を取って持ってくるスタイルだ。ナイフやフォークもそのメニューに合わせて用意されるのが当たり前だった。人がやることなのでミスが起こる。いちいち店員を呼んで用意させるとなると手間がかかり、客もイライラする。余計な作業が飛び込むとさらにミスを連鎖させる。そういうことを無くすために標準化されたセットをはじめから用意しておけばミスも無くなるというのが始まり。

そこにはトヨタの改善の方法をレストランにも取り入れるという当時の社長の考え方があったようだ。今ではどこのファミレスもやっていることだが、役人的な大手ファミレスたちは他のところがやってリスクが無いことが分かるとマネをする。
今でこその話だが。

しかし、ただマネしただけでは伝わるのも少ない。
先ほども書いたように「イタリアの食の豊かさの提案」が会社のコンセプトなのでイタリア流の考え方が各所に見られる。
何時間いてもくつろげるというのもそういう考え方があるからだし、食の前、中、後に飲める手ごろな値段のワインを用意しているのもそういった考え方が元になっている。
イタリア人というと飯食って何時間もお喋りしている感じがあるが、それこそが生きる豊かさであると認識している。だからそれを実現するためにはどうしたらいいか?というのが会社の目指しているところなのだという。

30年前に聞いたことなので今がどうなっているのか分からない。
独身の時には地元に帰った私のところにもサイゼリヤができたが、その時は変わっていなかった。結婚して子供が出来ると子供はお子様ランチのオマケを求めるためファミレスを利用しているが、時がたってまた利用したいと思っている。
いつまでもそこに居たいと思わせる店づくりは今も健在だと思われる。
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